<静神社>
住所:京都府京丹後市網野町磯
駐車場あり(無料)
境内自由
<現地解説>
悲劇の英雄源義経の愛妾であった静御前を祀っているのがこの神社です。
静は磯の禅師の娘として生まれ、京に出て白拍子となり義経に見そめられる
のですが、義経が追放された後は故郷に戻り晩年を過ごしたという事です。
義経が磯の惣太という船持ちの豪族にあてた手紙が残っていたという江戸
時代の記録もあります。しかし、この手紙や多くの遺品は天明2年の大火
で神社とともに焼失してしまいまい残念ながら残っていません。
現在の社も元のところから西へ200m離れた位置に建てられ、静御前の
木像を祀っています。
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静神社に行ってきました。
前にも書きましたが、静御前の晩年はよく分かっていない様です。
淡路島や埼玉の栗橋にも墓が残っています。義経を追って奥州に向かう途中で
病になり亡くなったという話もあります。
いろいろ伝説があって、思いを巡らせると面白いですね。
静神社はその静御前を祀っていますが、江戸時代の火事で燃えて今は再建された
ものだそうです。本当に小さな社です。
神社の入り口に静御前の碑がたっていました。
「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」の詩が刻まれて
います。
これは頼朝に召し出された静御前が鶴岡八幡宮で舞った際に歌ったもので、義経を
慕う詩であった事から頼朝を激怒させたというものです。
平成27年GWの旅
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