<巣伏古戦場>

住所:岩手県奥州市水沢区佐倉河字北田地内
駐車場あり(無料)
<現地解説>
胆沢は『続日本紀』776年、陸奥軍3000人を発し、胆沢の賊を伐つ
と初めて登場する。その後802年に胆沢城がつくられる平安時代初期に
かけて古代東北史の歴史舞台となった。
この胆沢の歴史は国家支配の拡大という歴史の流れに飲み込まれていく
蝦夷社会をうつしだす歴史でもあった。
宮城県栗原の蝦夷出身の郡司・伊治公呰麻呂の乱で伊治城と陸奥国府
多賀城が焼き落とされ9年後の延暦8年には紀古佐美の率いる朝廷軍
をアテルイとモレが日上湊にやぶる巣伏の戦いが起こっている。
朝廷軍は丈部善理らの将が討ち死にし、紀古佐美の遠征は失敗に終わっ
ている。
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奥州市にある巣伏古戦場に行ってきました。
ここはアテルイ公園といわれ、かつてアテルイと朝廷軍が戦った古戦場です。
大河ドラマ『炎立つ』の第一話はアテルイのシーンから始まります。
アテルイの頃から続く、朝廷と陸奥の俘囚たちとの関係を描いていくのがこの
大河ドラマでした。
巣伏の戦いはまだ坂上田村麻呂が出てくる前の話で、アテルイが朝廷軍を潰走させ
た戦いです。
現在は公園になっており、まわりは一面の田んぼです。
平成27年8月9日に訪問したところ、この田んぼで田んぼアートが行われて
いました。数年前から開催されているそうです。

歌舞伎「連獅子」の図柄

岩手国体マスコット「おもっち」
ちょっと恐い(笑)
平成27年夏旅 最北の地へ
http://rover.seesaa.net/article/424226743.html
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
古戦場めぐり
http://rover.seesaa.net/article/159539121.html
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