2015年09月30日

JR後三年駅     (秋田県美郷町)

秋田県美郷町にあるJR後三年駅に行ってきました。

<JR後三年駅>
JR後三年駅.jpg
住所:秋田県仙北郡美郷町飯詰字東山本
駐車場あり

JR後三年駅(ごさんねんえき)に行ってきました。
名前を見て頂ければ分かるかと思いますが、ここは1083年〜1087年に
奥州清原氏の内紛に源義家が介入して起こった後三年の役のあった場所です。

10年前に金沢の柵跡を訪問したことがあり、その時後三年という駅がある事
も知りました。が、その時は駅には行きませんでした。
最近変わった駅に行くのも旅のテーマになった為、今回訪問しました。

JR後三年駅は奥羽本線の駅で無人駅です。
予想通りといえば予想通りでしたが、駅には後三年の役に関する資料などが展示
されていて、さながらちょっとした後三年の役に関する資料館みたいになって
ました。

JR後三年駅4.jpg

後三年の役の解説などもありました。
JR後三年駅5.jpg

<後三年の役について・駅にあった解説文より>
後三年の役は清原氏の内紛に端を発します。そこに源義家が介入します。
沼柵で清原清衡・源義家軍に勝利した清原家衡は応援にかけつけた清原武衡
とともに、より強固で天然の要害と言われた金沢柵に本拠を移します。
これにより合戦は横手市と美郷町にまたがる金沢地区を主戦場に繰り広げられる
ことになりました。
金沢柵の堅い守りに対し、清衡・義家軍は日本史上最初と言われる兵糧攻めを
展開、難攻不落とされた金沢柵も1087年11月14日、ついに陥落し
後三年の役は終結しました。
合戦に勝利した清原清衡は姓を実父と同じ藤原に戻し本拠を平泉に移しました。

JR後三年駅3.jpg

JR後三年駅2.jpg

という事で、駅もミニ博物館みたいな感じなので、近隣の史跡めぐりの前に
立ち寄ってみると良いかと思います(^-^)

平成27年夏旅 最北の地へ
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[ここに地図が表示されます]

posted by 南行 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 秋田県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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