<鳥羽山城跡>
住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣2364
駐車場あり
<現地解説>
鳥羽山城は東西500m以上におよぶ標高108mの独立丘陵を巧みに加工して
築城されています。土塁や石垣が良好な状態で残され、本丸内部では礎石建物や
庭園が確認されています、また、大手道は幅6mを超える破格の規模を誇ります。
こういた特徴から、鳥羽山城は迎賓機能を備えた領主の館だったと推定できます。
一方、隣接する二俣城では、天守が築かれ軍事的な機能にすぐれた城郭が整備さ
れます。両城はその性格が対照的であり、「別郭一城」であると考えられます。
徳川方と武田方による攻防の際には、武田方の二俣城を攻めるために鳥羽山城に
徳川方の本陣が置かれました。
その後、家康の関東移封に伴い、堀尾氏が遠江に入ると鳥羽山・二俣両城は石垣
が築かれるなど現在の姿に整備されていきました。
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鳥羽山城跡に行ってきました。
二俣城のすぐ近く、二俣城の隣の山が鳥羽山城という感じの配置になっています。
上の解説にもありますが、城跡には枯山水庭園跡などもあり、この城は迎賓館的
な位置づけの城であったという事です。
古い石垣などが残っており、かすかに城の面影を感じる事が出来ます。
二俣城より南側に位置し、景色も良い事から、ここで接待などが行われたんでしょ
うかね。
<鳥羽山城跡>
ここが枯山水庭園跡です。
<鳥羽山城からの風景>
西側です。
南側、浜松方面を眺めます。
平成27年秋旅1 遠江三河城攻め!
http://rover.seesaa.net/article/426484366.html
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
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