<磐城平城>
住所:福島県いわき市平字旧城跡
駐車場なし
磐城平城(いわきたいらじょう)は1615年、鳥居元忠の次男鳥居忠政によって
築城されたお城です。1615年ですから大阪の陣があった年。戦国の終わりに
造られたお城です。
この城は地理的に、奥州伊達家をおさえるために造られた城とも言われています。
幕末に磐城平城は戊辰戦争の戦火にのまれます。
平藩の藩主は老中をつとめた安藤信正で、藩論は佐幕です。
平藩は奥羽越列藩同盟に参加し、新政府軍と戦います。
3度に渡る激戦があり、平、仙台、米沢、中村藩の軍勢が立て籠もり
薩摩・長州・佐土原・岡山・鳥取藩の軍勢と戦いました。
新政府軍は平城攻略に苦戦しますが、最終的には平城を落城させます。
この攻防戦で平城の主力を担ったのは仙台藩の兵力。
仙台を監視する為に造られた城は、最後仙台藩の軍勢が籠城する形となり
最後を迎えたのは皮肉な感じがします。
<磐城平城本丸跡>
<旧城図>
<平城からの風景>
<旧仮藩庁>
明治維新後に造られた旧仮藩庁舎です。
平成27年秋旅3 いわき湯本温泉へ
http://rover.seesaa.net/article/430138643.html
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
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