<後閑城趾>
住所:群馬県安中市中後閑394
駐車場あり(無料)
<後閑城について・現地解説>
後閑城は、嘉吉・文安の頃(15世紀中葉)、信州の依田忠政が築いたと伝えられ
ています。後閑の長源寺にある1470年10月3日付の依田信濃入道寄進状も
それを裏付けています。
この城は後閑川と九十九川の合流地点に突きだした南北に続く丘陵の末端部分に
築かれた山城です。この山城は4ヶ所の堀切で断たれ南端の最も高い部分に本丸が
あります。本丸は南北約60m、幅約30mで西には階段状に3つの大郭がな
らび、東にも階段状に郭が並んでいます。
また本丸の東南と西南には枝尾根が分岐していて、それぞれの尾根の基部は堀切で
断たれています。
これにより二ノ丸は本丸より約16m低く、大堀切に面して櫓台が築かれています。
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後閑城趾に行ってきました。
後閑城趾公園として整備された綺麗な城跡です。大きな駐車場が完備されています
が、現地までは幅員2mちょいの狭い道を200m弱走らないといけないので、
アクセスが良いとは言えません。
後閑城趾、初めて訪問しましたが、郭跡が綺麗に残り城としての面影が非常に良く
残っているなというのが感想です。
本丸には百庚申という庚申塔が100基並んでいます。
<百庚申・本丸跡>
庚申塔がこんなに並んでいるのは初めて見ました。100基造ることにより、
信仰のあかしとするものだそうです。後閑城の庚申塔は128基あるそうです。
後閑城からは、浅間山や上州の山々を眺める事が出来、とても景色が良いです。
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
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