<サラキ岬>

住所:北海道木古内町字亀川
駐車場あり(無料)
北海道木古内町のサラキ岬に行ってきました。
江戸幕府の軍艦として勝海舟らがアメリカに渡る時に乗った船としても知られる
咸臨丸。その咸臨丸が沈没した場所がこの木古内のサラキ岬沖になります。
<咸臨丸について>

昭和59年にサラキ岬沖で錆びた錨が引き上げられました。
当時から咸臨丸の物ではないかと騒がれ調査が行われました。
その後、東京大学の調査が行われ、この錨は咸臨丸のものであるとの結論が
出たのが平成18年になってからの事になります。
咸臨丸の最期は、明治4年仙台より仙台藩の片倉小十郎家臣団401名を
移住の為小樽に送る途中木古内沖で座礁。地元住民の協力もあり乗組員は
救助されるも船は沈没しました。
栄光の咸臨丸がここに眠っているかと思うと感慨深いものがありました。

この矢印の先に咸臨丸沈没の地があります。

目の前の半島が北海道知内町の矢越岬。この半島との間で咸臨丸は沈没して
います。

沈没地とは反対の方向を見ます。
奥にうっすらと見えるのが青森の下北半島。大間方面です。


復元された咸臨丸のミニチュアです。
平成28年初夏旅 箱館戦争史跡巡り
http://rover.seesaa.net/article/438773499.html
[ここに地図が表示されます]