<涙松の遺跡>
住所:山口県萩市椿
駐車場あり(近くの梅林公園の駐車場利用)
<現地解説>
江戸時代、萩城下から山口へ通じる藩主御成街道は、大屋から左へ折れる
ので城下が見えるのもここが最後です。
松並木の間に見え隠れする萩を見返り、別れの涙を流すというので、ここ
の街道並木を「涙松」と呼んでいます。
幕末、吉田松陰が安政の大獄で江戸へ送られるとき
「かえらじと 思いさだめし 旅なれば 一入ぬるる 涙松かな」と詠んで
一躍有名になりました。
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萩から山口に向かう街道(萩往還)にある涙松遺跡です。
萩の城下の南にあり、城下が見えるのがここまでという事から、ここ
で萩城下を見返し涙を流すというので「涙松」と言うそうです。
涙松遺跡を記念する石碑があり、石碑には吉田松陰の詠んだ詩が刻まれ
ています。
今は現地を見ましたが、松並木は見当たりません。
かつてはあったのかな〜。
僕もこの場所を知ったのは、大河ドラマ『花燃ゆ』の関連地紹介
のコーナーでここが紹介されていたからです。
平成28年夏旅 目指せ名護屋城ツアー
http://rover.seesaa.net/article/441115763.html
大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html
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