<旧陸軍新田飛行場 着陸訓練施設鎮碇>

住所:群馬県太田市新田市野倉町64
駐車場無し
太田市にある旧陸軍新田飛行場 着陸訓練施設鎮碇を見てきました。
「鎮碇(ちんじょう)」とは、着陸訓練用のロープを固定したRC造の構造物です。
少し離れた鉄塔からワイヤでつられた主翼の無い練習機で鎮碇方向へ滑り降り、
練習生は操縦桿を引くタイミングや着陸の感覚をつかんだという事です。
この鎮碇は以前から存在は知られていた様ですが、この構造物が何か分かっていな
かったそうです。最近になり、それが戦時中の航空訓練用の施設であることが
分かったとの事。
鎮碇と呼ばれるこの構築物は鹿児島の知覧にも何個か残っているそうです。
太田の鎮碇は解説板すら無く、知ってて訪問しないと、まったく気付きません。
戦争遺跡であるこの鎮碇、是非後世に残してほしいものです。



戦争遺跡・軍事遺跡
http://rover.seesaa.net/article/476666823.html
と読むらしいです。
旧陸軍知覧飛行場着陸訓練施設鎮碇
きゅうりくぐんちらんひこうじょうちゃくりくくんれんしせつちんてい
で検索すると出て来ます。
文化庁のホームページでは「ちんじょう」になっています。
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/119637