町田市にある武相荘に行ってきました。
<武相荘>
住所:東京都町田市能ヶ谷7丁目3−2
駐車場あり(無料)
入場料:1100円
白洲次郎の旧居である武相荘に行ってきました。
白洲次郎は、吉田茂首相の懐刀として、戦後GHQと渡り合った人物。
サンフランシスコ講和会議などで活躍しています。
吉田茂退任後は、実業界に復帰、東北電力会長を務めます。
後には、大洋漁業(現マルハニチロ)、日本テレビ、英国ウォーバーグ証券
の役員などを歴任しました。
そんな白洲次郎の旧居が武相荘です。
名前は「武蔵の国と相模の国の境に位置する」事と「無愛想」を掛けたもの
だそうです。
この地は次郎は「カントリージェントルマン」を自称した白洲の思想を反映
した居住地。
敢えて中央の政争や喧噪から距離を置き、地方に在住しつつ中央の情勢に目
を光らせるという事だそうです。
今は住宅地として開発されていますが、白州が移り住んだ1943年当時は
おそらく田舎の田舎だったんだろうなと。
疎開の意味もあったのでしょう。
現在、武相荘は茅葺きの建物が残り、その中に白州次郎の遺品や功績の展示
が行われています。中は撮影禁止なので、写真はありません。
建物の前に,白洲の乗っていた車が展示されています。
白州は車好きだったそうで、ポルシェ911を乗り回していたとか。
1986年に発売された2代目ソアラの開発に際しアドバイスも行ったそう
です。
入場料は1100円と少し高いですが、前から一度行きたいと思っていたので、
行けて良かったです。
無料駐車場もありますが、結構混んでいて停めれない可能性もあります。
2022年10月15日
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