<取方の大露頭>

住所:埼玉県秩父市下吉田
駐車場あり(無料)
<取方の大露頭について>

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秩父市にある取方の大露頭を見に行ってきました。
露頭とは、野外において地層や岩石が露出したところの事です。
ここ鳥取方の大露頭は秩父の赤平川の河川敷にある地層面。
古代、秩父地方は古秩父湾という海だったそうで、この地層からその痕跡を見る事が
出来るんだそうです。
まあそういう地質学的な事は分かりませんが、ここの露頭はすごいです。
規模が大きい!
はっきり地層面が見えます。素晴らしい。
<取方の大露頭>





また、ここは1560年、北条勢の侵入を武田に報告しようとした土佐の坊という
僧がホウキ草を鞭に馬を走らせましたが、既に歴に囲まれ逃げ切れず、赤平川に
身を投げた場所と言われ「土佐の坊の淵」が転じ「トサン淵」と呼ばれる様にな
ったそうです。
土佐の坊が持っていたホウキ草がトサン淵に自生したと言われ「まかずのほうき」
と呼ばれています。
このホウキ草を持ち帰ると土佐の坊の霊が災いをもたらすと言われ恐れられ、手を
つける者はいないとの事。
今回は、吉田取方総合運動公園の駐車場に車を停めて行きましたが、トサン淵の
河川敷まで車で行く道もあります(未舗装)
河川敷でキャンプをしている人もいました。