令和5年10月21日、名取市にある藤原実方の墓を参拝しました。
<藤原実方朝臣の墓>
住所:宮城県名取市愛島塩手字 北野42
駐車場あり(無料)
<藤原実方について>
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藤原実方朝臣の墓を参拝しました。
平成15年に金蛇水神社行った後にここを訪問しており、同じコースで再度参拝し
ました。
藤原実方は一条天皇に仕えた人物で官位は正四位下・左近衛中将。
三十六歌仙の一人に数えられています。
百人一首にも実方朝臣の句がありますね。
「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」
しかし、藤原行成といさかいを起こし、狼藉の罪で陸奥守に左遷、任地で逝去しま
した。亡くなったのは平安時代の999年です。
名取のこの地に葬られますが、その墓は荒れ果て、1186年にこの地を訪れた
西行法師は、この墓が藤原実方の墓と知り驚き一句を残したそうです。
「朽ちもせぬその名ばかりを留めておきて、枯野のすすきかたみにぞ見る」
久しぶりの実方中将の墓参拝です。
駐車場はきちんと整備されています。
橋の先にちょっとした森があり、そこにお墓があります。
歩いてすぐの場所にあります。
<藤原実方朝臣の墓>
こちらが実方中将のお墓です。
五輪塔があったそうですが、今はその影も形もありません。小さな石が積まれて
いるだけです。西行法師の様に無情を感じてきました。
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2023年11月26日
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