2023年12月15日

天売島一周の旅    (北海道羽幌町)

令和5年10月25日、天売島一周観光をしました。

<天売島>
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住所:北海道羽幌町天売

今回の旅の目的地である天売島(てうりとう)に行ってきました。
天売島は北海道羽幌町から、27km沖合の日本海に浮かぶ島。
人口は令和5年11月現在265人です。
ウトウなどの海鳥が繁殖する島として知られ、海鳥を見る観光客が多く
訪れる島です。

僕は海鳥はあまり興味がありません。単純に景色などを楽しみたい為の訪問
です。
海鳥の繁殖シーズンは6月〜8月。この時期は結構混む様です。

訪問するのは初雪もせまる10月末。観光客はいるのかという事ですが、今回の訪問
天売島にいた観光客はおそらく自分一人という様な感じでした。
ほぼ来る人はいなそうな感じです。

朝9時、羽幌フェリーターミナルから天売に向かいます。
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羽幌フェリーターミナルの駐車場は無料。天売・焼尻に行く場合、ここに車を停めて
おいて大丈夫の様です。2日間置いておくので少し心配でしたが、無事でした。

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この船に乗って向かいます。おろろん2という船です。

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天売までは2330円です。

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船内はこんな感じ。僕はこの写真を椅子に座って撮ってます。

みんなは床に寝転んでます。出港後、理由がよく分かりました。
船の揺れ方がはんぱじゃなかった。波が強い日だった様で、死ぬほど揺れ
ました。
最初椅子に座ってましたが、耐えられず、自分も床に寝そべり必死で酔い
に耐える状況に。
羽幌から天売は1時間45分。地獄でした

天売に到着、宿の方が迎えに来てくれました。
まだ午前中ですが、荷物を置かせていただき、船酔いにつき少し休憩させて
いただきました。

宿はオロロン荘という民宿です。
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宿の部屋からの景色。のどかです。
向こうに見える島は明日行く焼尻島です。

少し休んで具合も良くなったので、やっとで天売島観光スタートです。

天売島観光開始です。
12時近くになりました。少しおなかが減ってます。
宿の方に、飲食店どこかにあるかどうか確認しました。
B・PORTっていう店が近くにあって、そこが開いてなければ無いという事。

B・PORT行ってみましたが定休日。これで飲食店で食べることが出来ない
というのが確定です。

一応想定していた事で、家からロングライフパンを4つ持ってきています。
また、途中イオンでカロリーメイトを2つ買って持ってきました。

一応川口商店という商店は開いていて、そこで菓子パンが売ってたので、
菓子パン1個購入しました。また、酔い止めも売ってたので、帰り道用で
購入しました。

さあ、天売島を歩いて行きます。
天売島は1周12キロ。歩いてまわっても3〜4時間あれば大丈夫。
ゆっくり歩いて観光します。

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港に近いエリア。このあたりにしか家はありません。

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島で見えるのは、朽ち果てた家の数々。人口減って、管理されてない建物が多く
あるなという印象です。

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こんなところにも高校があるのかと驚きました。
島の外からも生徒を募集していて、島外から来ている生徒の方が多い様です。

10分も歩くともはや何も無い原野を歩くことになります。
その最果て感が何とも言えず感動しました。
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お店はおろか、民家一軒ありません。今まで行った比較的小さい島である、
愛知の篠島や日間賀島、香川の直島とかの感覚でいると全然違います。
日間賀島や直島にはちゃんと民家もあればお店もあります。観光客もいます。

天売島には、本当に観光客の姿が見えません。
船にも観光客みたいな人いなかったし、歩いていても誰ともすれ違いません。
他に人も歩いてないので、すごい孤独感があります。
サラリーマンとして東京であくせく働いてきた自分の汚れが浄化される様な
気がしました(^^;)

<赤岩園地>
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天売島の南西端、赤岩園地に着きました。
ここには赤岩崎灯台という灯台があり、野鳥を見る展望台がありました。

<赤岩崎灯台>
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<赤岩展望台>
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こちらが赤岩展望台です。
ここからの景色は素晴らしかったです(^_^)

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この岩が赤岩という岩みたいです。

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水も本当に綺麗です。

さらに進みます。
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赤岩から北上。結構な坂を登っていきます。
海の向こうには焼尻島が綺麗に見えます。まさに絶景(^_^)

<千鳥ヶ浦園地>
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次の観光スポット、千鳥ヶ浦園地です。

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ここは野鳥見学用の展望小屋があります。

実はお昼ご飯食べてません。天売島で困ったのは飲食店だけじゃなく、座って休める
場所がありません。休憩用のベンチが無いんです。
これ本当に困った。
ここに観光の小屋があるので、その中で休めるかなと思って向かいました。
しかし、、、この小屋の中が汚い(>_<)
鳥の糞まであるし、ここでご飯食べたくないという状況。
ここは外にベンチがありました。風が滅茶強かったのですが、やむなくここで昼食です。

ここも断崖絶壁の景色が壮観でした。
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次へ進みます。
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とにかく何も無い。進んでも進んでも何も無い天売島です。

<観音岬園地>
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ここも絶景でした。断崖が凄い。ただ、残念ながら逆光で写真の写りがいまいちだった
のが残念でした。

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時間に余裕があったので、ここで20分くらいはボケーッとしてたかな。
時間を気にしない旅ってのは本当に良い。
FIREしてストレスから本当に解放されました。

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観音岬から遠くに灯台が見えます。ここに向かいます。

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また、何も無い道を下っていきます。

<天売島灯台>
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天売島北東部にある灯台です。
ここも石狩灯台と同じように紅白灯台でした。

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島を一周して人が住んでるエリアに戻ってきました。
もう夕方です。16時位になりました。
1周観光で約4時間半くらいという感じでした。十分ダラダラしてゆっくり
観光なので、早くまわれば3時間半くらいで行けるんじゃないかと思います。

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道道5548号線?
実際は道道548号線みたいなのですが、5548号に(笑)

夕方になったら急に雪虫が増えてきました。
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この埃みたいなのが雪虫。本当に北海道中が雪虫であふれてる感じです。



オロロン荘に戻ってきました。
部屋はこんな感じです。
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泊まるには必要十分なお部屋。

<夕食>
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<朝食>
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ご飯も美味しかった。

天売島まわった感想。
とにかく人がいない。飲食店は6月〜8月以外は開いていない可能性大。
一応商店はあるが、お弁当やおにぎりは無い。菓子パンくらい。
無いものは買えば良いやという考えはここでは通用しません。
食料は一応持って行った方が良い。
歩いて観光も休むベンチが無い。一応トイレは赤岩園地にはあった。
景色は非常に良かった。
泊まったオロロン荘さんも良かった(^_^)

以上です。

令和5年秋旅 北海道天売島・焼尻島を目指す旅
http://rover.seesaa.net/article/501354753.html

岬・灯台巡り
http://rover.seesaa.net/article/107423997.html



posted by 南行 at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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