令和6年5月22日、善光寺街道・会田宿を散策しました。
<善光寺街道・会田宿>
住所:長野県松本市会田
駐車場あり(無料)
<会田宿について>
会田宿は13世紀初頭、海野氏が中信地方に進出し、次男(会田小次郎)以下の
兄弟をこの地に配置し治めさせました。
会田氏は戦国時代に小笠原氏によって滅ぼされますが、江戸幕府によって諸国の街道
が整備されると城下は中山道・洗馬宿から分岐して善光寺に向かう街道の宿場として
栄えました。
松尾芭蕉が「身にしみて 大根からし 秋の風」と詠み雲上の難所と嘆いた「立峠」を
越えて道は北信濃へ続いています。
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善光寺街道・会田宿を散策しました。
善光寺街道という街道をよく知らなかったのですが、中山道洗馬宿から北に分岐し、
善光寺を目指す街道だそうです。
会田宿は松本市の北東部にありかつては四賀村という村だった場所ですが、2005
年に松本市に合併されています。
四賀地区地域づくりセンター・四賀支所・四賀公民館の駐車場に車を停めて、歩いて
会田宿を散策しました。
重要伝統的建造物群保存地区の町並みは全国巡ってますが、指定されていない昔町
は結構見落としがありそう。会田宿も良い町並みなのに全然知りませんでした。
随所に古い建物が残り、坂道を登って宿場の北の外れには常夜灯が残っています。
なかなかこういう場所を観光する人も少ないでしょう。この日も観光客と思われる
のは自分一人という感じでした。
<会田宿の町並み>
宿場の北の入り口にある常夜灯です。
日本の古い町並み
http://rover.seesaa.net/article/21960937.html
2024年05月30日
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