令和6年5月16日、宮城県加美町にある中新田城跡に行ってきました。
<中新田城跡>
住所:宮城県加美郡加美町北町三番
駐車場あり
南北朝時代、斯波家兼が奥州探題となり、大崎と改名して築いた城と言われ
ています。
中新田城は大崎家の居城として十二代続き、1588年の大崎合戦では、中新田城
の城代南條下総が伊達軍を打ち破りました。
しかし、1590年の奥州仕置によって、伊達政宗と蒲生氏郷に大崎領占領のため
中新田城は接収されました。
その後に大崎・葛西一揆が起こり、その結果翌年にはさらに第二次の仕置が実施さ
れて、厳しい検地と城郭の破壊が行われたので、おそらくこの時点で中新田城は姿
を消すことになったと考えられます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
奥州斯波氏の祖である斯波家兼の居城として築城されたのがこの中新田城(なかに
いだじょう)です。
後に大崎氏となりました。
現在、城らしいものは残っておらず、八幡神社の境内に中新田城跡の碑と、斯波家兼
の銅像が建っています。
隣接する長興寺は斯波家兼以来、大崎氏の祈願時であったそうです。
今回は、長興寺の駐車場に車を停めて、八幡神社(中新田城跡)と長興寺を参拝
させて頂きました。
<八幡神社>
<斯波家兼像>
令和6年春旅3 飛島観光
http://rover.seesaa.net/article/503367026.html
銅像めぐり
http://rover.seesaa.net/article/142026310.html
日本の城を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21222307.html
2024年07月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック