<荻外荘>

住所:東京都杉並区荻窪2丁目43−36
駐車場無し(近隣有料コインパーキング利用)
入館料:300円
<荻外荘について>

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荻外荘(てきがいそう)に行ってきました。
ここは昭和初期の首相・近衛文麿の旧宅です。近衛が終戦後自決した場所でもあり
ます。
昭和15年には荻窪会談と言われる戦争の方向性について話し合われた会談もこの
荻外荘で行われました。
荻外荘には多くの政治家、軍人が近衛の元を訪れ、昭和初期の政治の舞台となりま
した。
そんな荻外荘、近衛の死後吉田茂が借り受けて寝泊まりをしていた次期があり、
吉田は近衛が青酸カリ自殺をした書院で寝泊まりをしていたとの事。
吉田茂って剛胆な人なんですね。
平成26年(2014年)に荻外荘は近衛家から杉並区に売却され、杉並区は公園
として整備。
令和6年12月に一般公開されました。
昨日、令和7年2月28日は平日でしたが、かなり多くの観光客が訪れていました。
入館時に見学にあたっての注意事項が説明されます。
館内の映像以外は写真撮影可でした。
なので写真は沢山撮らせて頂きました(^-^)
荻窪会談の応接間や近衛が自決した書院など、歴史マニア感涙の場所でした。

そもそもこの「荻外荘」という名前は、最期の元老・西園寺公望が名付けたもの
だそうです。

<応接間>

ここで昭和15年の荻窪会談が行われています。

荻窪会談の写真です。
<書院>

この部屋が近衛が青酸カリで自殺した部屋。
昭和天皇は近衛の死を聞き「近衛は弱いね」と漏らされたとか。
戦後、吉田茂は荻外荘を借りたうえで、この部屋で寝泊まりしていたとの事。
<外観>

