<1日目:2月25日 天気曇り>
22時発の東海汽船で神津島に向かいます。

昨年、式根島から帰るときに神津島経由となりました。
神津島には上陸しませんでしたが、荒々しい景色に感動。
神津島に行きたくなりました。
1年たち、やっと神津島に行くことになりました。
東海汽船の株主優待を使用します。

行きは寝る事もあり、個室の特2等室です。
<2日目:2月26日 天気晴れ>
昨年、大島から先が波で結構揺れたので、今回はその経験を活かし、大島
に着いたら酔い止めを飲むことにします。
大島で艦内放送があり、波が強く利島には接岸できないとの事。
やはり酔い止め飲んで良かったと思いました。
波が激しいです。
そんな中でもあまり酔わず神津島に到着出来ました。
しかし、波の影響で神津島には30分遅れの10時半の到着となりました。
到着は波が穏やかな島の東側多幸湾。宿の方が車で迎えにきてくれました。
宿に荷物を置き、その後神津島の観光協会へ。
今回、宿の予約は神津島の観光協会のホームページから行いました。
お金の決済は宿ではなく、観光協会でするというスタイル。
島に着いて観光協会で代金の決済をしました。クレジットも使えました。
島での足はスクーターを借りました。
ちなみにスクーターは運転免許をとった教習所で乗ったきりなので、ものすごく
久しぶり。少し不安です。
神津島観光してみての感想ですが、神津島は高低差が激しく急坂だらけ。
自転車は電動アシストでも厳しいです。
車かスクーターは必要です。ただ道は狭いので、スクーターが良いと言えば良い
感じです。
では、観光スタート。

スタート時、晴れてはいるんですが、やや雲多め。
風は激強い状況で、神津島の西側の海岸は波が強かったです。
まずは北上します。
神津島の有名スポット、赤崎遊歩道・赤崎展望台へ。

夏場にはここから海に飛び込む飛び込みスポット。
飛び込み台があって、そこから飛び込む感じです。
水も綺麗ですし、さぞかし気持ち良いでしょうね(^-^)
エメラルドグリーンの海、本当に綺麗です。

赤崎展望台からは北に式根島が見えました。

そこから南下し、一気に島の東海岸に。
東海汽船で着岸した多幸湾に来ました。

多幸湾は西海岸とは違って波が穏やか。この時期の伊豆諸島は西からの
季節風がすごい為、島の西側は波が強く、東側は穏やかという感じになり
ます。
多幸湾から島の南側を走り、三浦湾展望台へ。

眼下が三浦湾、その奥に多幸湾を眺める展望台です。
目の前に見える半島の様なところには、岩に大きな穴が開いているのが
見えます。洞窟の様になっている様です。
佐賀に七ツ釜という景勝地がありますが、そこに似たような景色でした。
三浦湾展望台をあとにして、島の西南端にある神津島灯台へ。

昭和26年設置の灯台です。
灯台から急な坂を下っていくと千両池という岩の入り江があるんですが、風が
あまりに強く行くのを断念。
上からのぞいて終了にしました。

ありま展望台へ

ありま展望台は、神津島港、前浜海岸、神津島の住居エリアを眺める事が出来る
展望台です。
西海岸なので、波が激しいのが分かります。
風も強くて、ゆっくり景色を見ることが出来ないほどでした。
ジュリア終焉の島

ありま展望台にある十字架。
ジュリア終焉の島とあります。ジュリアって誰だと。
ジュリアは秀吉の朝鮮出兵の際、日本につれてこられた朝鮮人の娘で、小西行長
が彼女を猶子としました。
その後、関ヶ原の戦いで小西行長が処刑されると、ジュリアは家康の侍女となり
ますがその後キリスト教の禁令後も改宗しなかった為、神津島に流されたそうです。
そして、この地で亡くなりました。
ありま展望台に十字架が、また町中に流人墓地という場所があり、そこにジュリア
の墓がありました。
<流人墓地>



この日の宿は、よたね荘さん。
最初違う宿を予約していたんですが、そこが満室になってしまい、観光協会
からこちらの宿への振り替えをお願いされました。
<よたね荘>

こちらよたね荘さんです。

部屋はこんな感じ。
無料Wi-Fiもあり、ネット環境は快適です。
夕食はこんな感じ。

メインはキンメの煮付けです。
この日の宿泊客は自分を含め3人。広間での夕食です。
3人とも1人旅の模様。
おじさん1人、若い女性1名、自分です。
おじさんは星を見にきたと言っておりました。女性も星を見る鑑賞会に
行くとの事。神津島は星が綺麗な事で有名なんだそうで。
私だけ目的が違った様で。
私は天上山に登ろうと思って実は来ました。が、しかし、天上山への最短
ルートが工事で通行止め。
また、台風並みの強風の中の登山は危険という事で、登山を見送りました。
なもんで、ちょっと消化不良ではありました。
朝食です。

朝食の時に、おじさんは昨晩星を見に行って撮影した写真を見せてくれま
した。やはり綺麗ですね。
そんな自分も21時位に宿の外に出て、一応星は見ました。
<3日目:2月27日 天気晴れ>
朝、東海汽船の着岸港が分かります。
この日もやはり多幸湾です。
宿の方が多幸湾まで車で送ってくれました。

チケットを発券。
まだ出港まで1時間くらいあるので、外を散歩します。
神津島、いろいろ見ましたが、多幸湾が一番素晴らしいと思いました。
水が綺麗、またここから見る荒々しい天上山の景色。もう絶景です。

水の色が違いますものね。
本当にここは東京かという様な景色です。


東海汽船とラブライブがなにかしらのコラボをしている様で、船の待合所に
ラブライブな感じがいろいろありました。


10時半、神津島多幸湾を出て式根島、新島、利島、伊豆大島と着岸。
19時に東京竹芝港に到着しました。
夕食を食べたりしながら21時半くらいに家に帰りました。
費用
東海汽船 行き特2等、帰り2等 株主優待使用で13000円ほど。
宿代 13000円
レンタルバイク 4800円
お土産 1000円
食費 1470円
神津島では時間の関係でお昼は食べず。
2日目の朝は東海汽船内で、買っていったパン200円
3日目の昼は神津島のパン屋で買ったパン400円
3日目の夕食は松屋で870円
合計で33270円ほどです。
今回の旅は景色には十分満足しました。
まだ天上山登山という件が残ってるので、いつか登山だけを目的に再度
行ってみようと思います。