<石手寺>

住所:愛媛県松山市石手2丁目9−21
駐車場あり(有料)
四国51番札所、石手寺をお遍路で参拝してきました。
お遍路において、石手寺は特別な寺のひとつです。
強欲な庄屋だった衛門三郎が心を入れ替えお遍路の末、焼山寺で
弘法大師に巡り会えるのですが、そこで亡くなってしまいます。
亡くなる直前に弘法大師は衛門三郎に「衛門三郎」と書いた小さな石を
授けました。
後の世に、伊予国の領主、河野息利に長男の息方が生まれます。その子は左手を固く
握って開こうとしない為、息利は心配して安養寺の僧が祈願をしたところやっと手を
開き、「衛門三郎」と書いた石が出てきました。
その石は安養寺に納められ、後に「石手寺」と寺号を改めたという話です。
石は玉の石と呼ばれ、寺宝となっています。
そんな衛門三郎伝説の石手寺。心して参拝しました。
上の写真の仁王門は国宝建造物。
その他、本堂や三重の塔、鐘楼、梵鐘などが国指定重要文化財に指定されています。






重要文化財の三重塔はあいにく修復工事中で見る事が出来ませんでした。
令和6年秋旅2 四国お遍路
http://rover.seesaa.net/article/506220413.html
四国札所巡り
http://rover.seesaa.net/article/23563880.html
国宝建造物を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21220842.html