<顔振峠>

飯能側からは国道299号より高山不動方面へ。標識で「顔振峠」
と出ています。越生側からは黒山三滝の脇をぬけ山を登れば着きま
す。
名前の由来は、今大河ドラマでやっている義経主従が、奥州へ落ちる
最中にここを通りかかり、義経があまりの景色の良さに何度も振りむい
たというものや、弁慶が疲れて顔を振ったからとも。
でも、義経主従は日本海側を安宅の関を越えて奥州に向かった事を
考えると、ここを通ったというのはありえない話ですよね。
まあ奇説ですね。
歴史上では、飯能戦争に破れた渋沢成一郎の一隊が、飯能の能仁寺から
顔振峠をこえて黒山に逃れています。
<ひとこと>
ここは絶好の展望スポットです。
秩父方面の山々を一望できます。
上の写真はもう何年もまえに撮影した顔振峠の夕暮れです。
夕日見るのにも良い場所ですよ。
道が狭いので、車の運転には注意が必要です。バイクの方も
多いので慎重に。

大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html