埼玉県越生町の、「伝山吹の里 史跡公園」です。
太田道灌ゆかりの地です。
<山吹の里>
住所:埼玉県越生町西和田
この地は太田道灌が父道真を訪ねたおり、雨にあい近くの農家に
立ち寄り「蓑」を借りようとした時の伝説の地。
その家の娘は黙ってヤマブキの花を差し出すが、道灌は意味が
分からず怒って帰ってしまう。
後に、「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」
という古歌から、(山吹・・実のひとつだになき=蓑すらない)という
意味であるということを教えられ、自分の教養の無さを恥じ、その後
勉学に励み、文武両道に通じる武将になったというお話。
<七重八重の碑>
<ひとこと>
まあこの話は連想ゲームの話ですよね。昔の人はこんなので、教養の
有り無しを判断してたんだから辛いところです。
ちなみに「伝山吹の里」と呼ばれるところは都内や神奈川県内にも
あります。まあ伝説の地ですので、いろいろ説があるんでしょうね。
ここ越生町は山吹の里公園として、小さいですが史跡公園になっています。
ちょっと紅葉も良かったりします。
<近隣の見所>
越生梅園
黒山三滝
龍穏寺
(山吹の里 おすすめ度 ★★)
2005年10月17日
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