<浄法寺>

住所:群馬県鬼石町浄法寺1093
延暦寺の末寺で、本尊は阿弥陀如来像。
伝教大師最澄が815年頃全国に6ヶ所の宝塔をたてて、国土と人心を
沈めようと考え、東国に建てたのがこの浄法寺になります。
このため、東国の天台宗の中心的なお寺として隆盛します。
室町時代には平井城の上杉氏(関東管領)の信仰もうけました。
<ひとこと>
埼玉群馬県境、鬼石町にあるお寺です。
この浄法寺から神流川を渡ればすぐ埼玉県という場所になります。
以前から、伝教大師史跡という様な看板が気になっていたので、立ち寄って
みました。
全国に弘法大師(空海)の史跡や伝説の地は数多く存在します。
それに対して、空海とならぶ伝教大師最澄はいまいち関連の地や伝説が
ありません。僕が知らないだけか、それとも本当に無いのか。
まあ弘法大師史跡ってのも、うさんくさいところが多いので一概に何とも
言えないんですけどね。
ここ浄法寺は伝教大師の開基のお寺の様です。
境内には巨大な伝教大師像がありました。
「伝教大師最澄像」

ここ鬼石は冬桜で有名な場所。ここ浄法寺にも冬桜が1本あり、綺麗に咲いていました。
「浄法寺の冬桜」(10月30日)


(浄法寺 おすすめ度 ★★)