2010年09月23日

日向薬師    (神奈川県伊勢原市)

神奈川県伊勢原市にある日向薬師に行ってきました。

<日向薬師>
日向薬師.jpg
住所:神奈川県伊勢原市日向1644
駐車場あり(無料)

日向薬師は日向山霊山寺と称し、716年行基によって開基された古刹。
行基が熊野を旅していたときに、薬師如来のお告げを受けて、この地に
霊山寺を建立したと伝えられる。
薬師信仰は奈良時代に盛んになり、全国に広まった。
薬師如来は東方瑠璃山にあって、現世の利益を願う仏である。
本尊の薬師如来像は平安時代前期の作で、なた彫り像の代表と言われて
いる。

日向薬師2.jpg

鐘は1340年の銘がある古い鐘(国指定重要文化財)
日向薬師 銅鐘.jpg

伊勢原の奥地に、これだけの大きなお寺がひっそりとあることに
驚きました。近くには熊出没注意の看板も。ここが関東だという事を忘れて
しまうような閑かさの中にあるお寺でした。

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posted by 南行 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

七人塚    (神奈川県伊勢原市)

神奈川県伊勢原市にある七人塚に行ってきました。

<七人塚>
七人塚.jpg
住所:神奈川県伊勢原市上粕屋
駐車場あり(無料)

江戸城築城で有名な太田道灌が、主君上杉定正に「道灌謀反心あり」と
疑われ、定正の糟屋館に招かれ、刺客によって暗殺されました。
その時、上杉方の攻撃を一手に引き受けて討ち死にした道灌の家臣七人
の墓で「七人塚」と伝えられています。
この塚は上粕屋神社の境内の杉林の中に7つ並んでいましたが、明治の
末に開墾するとき一つ残された伴頭のものと言われ、今でも七人塚
と言われています。

七人塚2.jpg

伊勢原付近に太田道灌の主君扇谷上杉氏の館がありました。
太田道灌は、主君上杉定正に殺されます。太田道灌の力が強くなり
過ぎたのをおそれたと言われています。
まだ下克上の世の中が本格化する前の話ですが、名将の非業の死は
無念きわまりないものです。
一説には北条早雲の謀略説もあったりします。

そんな道灌の7人の家臣を祀るのがこの七人塚です。
道灌の墓からすぐ近くに塚があります。

平成22年夏旅
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著名人の墓
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posted by 南行 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上行寺    (神奈川県伊勢原市)

神奈川県伊勢原市の上行寺に行ってきました。

<上行寺>
上行寺.jpg
住所:神奈川県伊勢原市上粕屋875
駐車場あり(無料)
境内自由

上行寺は1567年、旧本門宗本山西山本門寺第13世妙円坊日春
上人により、相模の国小田原花木の地に開創せられ、富士山上行寺
と号す。その後、1596年には江戸桜田に移転したが、1615年
には御用地となったため、八丁堀銀座の地に、1635年には港区
芝伊皿子、1668年芝二本榎、昭和に至り伊勢原に移転する。
寺には俳人宝井其角、初代将棋名人大橋宗桂、蘭学者桂川甫周、
由井正雪の乱の宝蔵院流槍の名人丸橋忠弥の墓がある。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
伊勢原を散策していたら、江戸時代の著名人が眠るお寺を発見、
立ち寄ってみました。
お寺は移転を繰り返し、昭和に入り伊勢原に移転してきたという事
で本堂はコンクリート造りの建物です。

お寺の墓地には数々の歴史的なお墓。

<俳人・宝井其角>
室井祖角の墓.jpg
松尾芭蕉門人。井原西鶴とも交流した俳人。
芭蕉十哲、第一の人物と言われています。
「花摘集」「其角十七條」「枯尾花」「五元集」などの作品あり。

<蘭学者・桂川甫周>
上行寺 桂川甫周.jpg
6代将軍徳川家宣の医師。オランダ医学書『ターヘルアナトミア』の翻訳
などを手がける。

<丸橋忠弥>
上行寺 丸橋忠弥の墓.jpg
丸橋忠弥の墓は東京の目白不動尊にもあったような気がします。
由井正雪の乱に参加し、処刑された人物。宝蔵院流槍術の達人。
一説には丸橋忠弥は長曽我部盛澄と言われ、長曽我部盛親の子という
事です。

<将棋名人・大橋宗桂>
上行寺 大橋宗桂.jpg
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた将棋師。信長から桂馬の使い方
が巧みとほめられそれゆえ「宗桂」と名乗ったとか。
お墓の形が将棋の駒の形をしています。


平成22年夏旅
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著名人の墓
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飯山観音    (神奈川県厚木市)

神奈川県厚木市にある飯山観音に行ってきました。

<飯山観音>
飯山観音.jpg
住所:神奈川県厚木市飯山5605
駐車場あり(無料)
境内自由

飯山観音は板東三十三ヶ所巡りの六番目の札所。神奈川の景勝50選
のお寺です。725年に行基によって開基と伝えられる真言宗の古刹
です。縁結びの寺として有名で、多くの参拝客が訪れます。

本堂の観音堂は江戸時代の建立。
飯山観音 観音堂.jpg
神奈川県指定の重要文化財です。

銅鐘は室町時代嘉吉年間のもの。同じく神奈川県指定重要文化財です。
飯山観音 鐘.jpg

境内にある樹齢約400年とされるイヌマキの古木です。
飯山観音 イヌマキ.jpg
巡礼者の無事や長寿を祈願して植えられたものだそうです。


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荻野山中藩陣屋跡   (神奈川県厚木市)

神奈川県厚木市にある、荻野山中藩陣屋跡に行ってきました。

<荻野山中藩陣屋跡>
山中藩陣屋跡.jpg
住所:神奈川県厚木市下荻野251
駐車場あり(無料)

陣屋は江戸時代中期、1783年頃築造されたとみられます。
周囲の水田より一段高い半島状につきだした低台地に位置し、
広さは約1.5ヘクタールでその概要は1791年に描かれた
絵図面により知ることが出来ます。
中央に御殿と見られる建物、その他に家臣の長屋、馬場、稲荷
、湧き水が設けられています。
今の残る稲荷社、わき水などに往時を偲ぶことが出来ます。

山中藩陣屋跡1.jpg

山中藩陣屋跡2.jpg

厚木市郊外にある荻野山中藩陣屋跡に行ってきました。
史跡公園になっており、公園内には「山中城」の石碑。
山中城というと日本百名城のひとつ、静岡県三島市の山中城が多い浮
かびますが、それとは違います。
ここは小田原藩大久保氏の支藩・荻野山中藩の陣屋で、山中城と称して
います。
あいにく建物等は幕末の戦火で焼失してしまったそうです。

平成22年夏旅
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日本の城を巡る
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2010年09月21日

毛利氏発祥の地    (神奈川県厚木市)

神奈川県厚木市にある毛利氏発祥の地に行ってきました。

<毛利氏発祥の地>
毛利氏発祥の地.jpg
住所:神奈川県厚木市下古沢
駐車場あり(無料)

毛利氏は鎌倉幕府初期の政治家、大江広元を祖とする一族です。
広元は守護地頭の設置を献策した事で知られ、その功により現在
の厚木市毛利地区など多くの所領が与えられました。
広元には六男五女の子供がおり、四男の季光が後を継ぎ、庄名を
名字として毛利季光と名乗りました。
毛利季光は毛利元就らの子孫で、季光が居住した邸は現在の三島
神社を中心とした地にあったそうです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
厚木市に毛利という地区があります。
その毛利という地名が、毛利元就ら毛利氏にまつわるものと
知ったのはだいぶ後になってからでした。
そんな毛利氏発祥の地の石碑があるというので行ってみました。
場所は三島神社という神社の境内です。

毛利氏発祥の地2.jpg

そこには毛利氏の祖、大江広元から毛利氏発祥に関する文章が
刻まれていました。
残るのはこの碑だけですが、かの毛利氏の発祥が神奈川の厚木
ってのはびっくりしました。

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2010年09月13日

源実朝首塚    (神奈川県秦野市)

神奈川県秦野市にある源実朝首塚に行ってきました。

<源実朝首塚>
源実朝首塚 title.jpg
住所:神奈川県秦野市東田原
駐車場あり(無料)

若くして非業の最期をとげた征夷大将軍源実朝公の御首塚。
源実朝は鎌倉幕府を開いた源頼朝の子で建名高く、その私家集
に『金槐和歌集』がある。
1219年1月27日、右大臣拝賀の帰り鶴岡八幡宮の社頭で
二代将軍頼家の子・公暁のために討たれた。
その御首は行方不明になったが、三浦義村の家臣武常晴が拾い
あげ、波多野氏うぃ頼ってこの地に葬ったと地元では伝えている。

源実朝首塚.jpg

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
神奈川県秦野市にある源実朝の首塚に行ってきました。
夏休み最終日の平成22年8月18日に訪問です。
ここも前に一回行ったことがある場所で久しぶりに行ってきました。

源実朝は鎌倉幕府3代将軍。従兄弟の公暁に殺されます。
これ以降、将軍職は形だけのものになり、執権北条氏による政治と
なります。
若くして殺された実朝、同じく悲運の2代将軍頼家。
頼朝の権勢が固まっていなかった事がうかがえますね。
実朝の首塚は秦野市郊外にひっそりとあります。

実朝暗殺と言えば、昨年鶴岡八幡宮の銀杏の木が倒れました。
この銀杏の木の陰に公暁が隠れていて、実朝を殺したと言う話の
残る木だっただけに倒れたのは非常に残念でした。


平成22年夏旅
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著名人の墓
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2010年08月28日

洒水の滝    (神奈川県山北町)

神奈川県山北町の洒水の滝に行ってきました。

<洒水の滝>
洒水の滝 石碑.jpg
住所:神奈川県足柄上郡山北町平山210
駐車場あり(無料)

洒水の滝は、平山の滝、または灑水の滝と言われていたが、今は一般的に
洒水の滝と呼ばれている。
その水源は西北を限る800mおよび500mの連嶺の東南方山地の水を集めて流れる
ものである。
付近一帯の地質はよく磨かれた大小の礫を含む礫岩層で第三期の足柄層と呼ばれている。
滝は3段になっており、三の滝29.7メートル、二の滝16メートル、一の滝
69.3メートルあって、以下滝沢川となって酒匂川に合流する。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
平成22年8月18日、洒水の滝に行ってきました。
前回行ったのが、平成11年5月9日だったので、11年ぶりの訪問です。

駐車場はあるのですが、この日はかなりの混み方で駐車場はいっぱい。
少し待つ事になりました。

駐車場から滝までは歩いて5分くらい。とくに足場が悪いわけでもない
ので気軽に行けます。
滝の近くには水飲み場。洒水の滝の水は環境省指定「日本名水100選」
にも選ばれています。
日本名水100選 洒水の滝 水飲み場.jpg
この水が冷たくておいしかったです(^-^)

滝は近くにある観瀑台が落石かなにかで閉鎖されていて、遠くからしか見ることができま
せんでした(>_<)
洒水の滝.jpg
緑の中に見える一筋の滝。本当は三段ですが、これが一番大きな一の滝です。
とても美しく癒されました。

<1999年5月9日撮影>
洒水の滝 19990509.jpg

<動画もどうぞ>


平成22年夏旅
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日本の滝巡り
http://rover.seesaa.net/article/25540563.html

日本の名水巡り
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2010年07月07日

御台所の井戸   (神奈川県横浜市保土ヶ谷区)

横浜市保土ヶ谷区にある御台所の井戸です。

<御台所の井戸>
御台所の井戸.jpg
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩井町
駐車場なし

保土ヶ谷駅から徒歩数分、旧金沢道(金沢・浦賀往還)、俗称金沢横町と呼ばれる
道で、古くから鎌倉に至る道として知られる道があります。
国道1号から坂道を上ります。この坂は石難坂(いわなざか)といい、坂の上に
北向地蔵があります。
鎌倉時代、源頼朝の妻北条政子がここを通りかかった時、この井戸の水を汲んで
化粧に使用したと伝えられ、「御台所の井戸」と呼ばれています。
また保土ヶ谷宿の苅部本陣に江戸時代、将軍が休息したとき、御膳水としてこの
井戸の水を使用したと伝えられています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
横浜に坂道はつきものですが、保土ヶ谷駅からすぐちかくに石難坂(石名坂)っていう
急な坂があります。
その中程に、このお井戸はありました。
御台所というのは、ここでは北条政子をさすようです。
井戸には覆いがかぶせられ、中を見ることは出来ませんでした。
今でも水は湧いているんでしょうか、、、その辺は不明です。
井戸の周りにはアジサイが咲いて、綺麗でした。

御台所の井戸 アジサイ.jpg

御台所の井戸 アジサイ2.jpg


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東海道保土ヶ谷宿   (神奈川県横浜市保土ヶ谷区)

横浜市保土ヶ谷区、東海道保土ヶ谷宿を散策してきました。

<保土ヶ谷宿>
保土ヶ谷宿.jpg
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷町

東海道保土ヶ谷宿は、程ヶ谷宿とも書き、日本橋から数えて4番目の宿場町です。
本陣1軒、脇本陣3軒、旅籠は1800年時点で37軒、1842年には
69軒となっています。幕末にかけて旅籠が増えているのは何故なのかなと、気にな
りました。
保土ヶ谷宿も残念ながら、あまり当時の面影が残っていません。
本陣跡は、古家と解説の石版がありました。
保土ヶ谷宿本陣.jpg

保土ヶ谷宿本陣2.jpg

保土ヶ谷駅から、宿場通りという商店街を抜け、国道1号線へと旧東海道は続きます。
商店街には当時の道標が残されていました。
保土ヶ谷宿 道標.jpg
これは金沢横町道標と言い、1700年代後半から1800年代にかけて作られたもの
です。

国道1号線沿いに、かつての様子を忍ぶことが出来る建物が1軒残ってました。

保土ヶ谷宿 本金子屋(旅籠).jpg
旅籠の本金子屋跡です。この建物は明治2年の再建で、江戸時代のものではありませ
んが、かつての保土ヶ谷宿をしのぶことが出来る貴重な建物です。

toukaidou.jpg
東海道は国道1号線と重なり、交通量も多く、近代化の波に飲み込まれたなと
いう印象です。
保土ヶ谷宿と戸塚宿の間に箱根駅伝でも有名な権太坂があります。

東海道五十三次
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2010年07月05日

東海道戸塚宿   (神奈川県横浜市戸塚区)

横浜市戸塚区、東海道戸塚宿を散策してきました。

<東海道戸塚宿>
東海道戸塚宿.jpg
住所:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町

東海道戸塚宿は東海道53次で、日本橋から数えて5番目の宿場町。
江戸から十里という距離もあり、1泊目の宿としてにぎわったそうです。
本陣2軒、脇本陣3軒、旅籠70軒以上と大規模な宿場町でした。

東海道戸塚宿はJR戸塚駅付近から国道1号線沿いに続き、富塚八幡宮
方面にかけてちらほらその気配を感じることが出来ます。
気配と書きましたが、実際ほとんど当時のものは残っていません。
歩いていると、ふと解説などがある程度です。

<東海道戸塚宿>
東海道戸塚宿 内藤本陣前.jpg
内田本陣前付近

東海道戸塚宿 脇本陣.jpg
脇本陣前

東海道戸塚宿 澤辺本陣跡.jpg
澤邊本陣前。碑文がありました。

【八坂神社】
東海道戸塚宿 八坂神社.jpg

東海道戸塚宿 八坂神社 明治天皇東幸史跡.jpg
通称「お天王様」。戸塚宿の総鎮守。

【富塚八幡宮】
東海道戸塚宿 富塚八幡宮.jpg
平安時代、前九年の役平定のため、源頼義、義家が奥州に下る途中、
この地にて応神天皇と富属彦命のご神託を蒙り、その加護により
戦功を立てる事が出来たのに感謝して、1072年に社殿を造り、
両祭神を祀ったのが始まり。
この富塚が戸塚という地名のはじまりだそうです。

東海道戸塚宿 富塚八幡宮 芭蕉句碑.jpg
富塚八幡宮芭蕉句碑

東海道五十三次
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2010年06月09日

本覚寺     (神奈川県横浜市)

横浜市の本覚寺に行ってきました。

<本覚寺>
東海道神奈川宿 本覚寺本堂.jpg
住所:神奈川県横浜市神奈川区高島台1−2
駐車場あり

本覚寺は臨済宗の開祖栄西によって鎌倉時代に草創されたと伝えられて
いる。もとは臨済宗に属していたが、戦国期の権現山の合戦で荒廃し、
1532年に陽廣和尚が再興し、曹洞宗に改めた、
開港当時、ハリスは自ら見分け、渡船場に近く丘陵上にあり、横浜を
眼下に望み、さらには湾内を見通すことが出来る本覚寺をアメリカ
領事館に決めたという。
領事館時代に白ペンキを塗られた山門は、この地域に残る唯一の江戸
時代にさかのぼる建築である。

東海道神奈川宿 本覚寺 山門.jpg

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
東海道神奈川宿の中にある本覚寺に行ってきました。
本覚寺は上にも書きましたが、アメリカ領事館のあった場所です。
現地にはアメリカ領事館跡の碑がたっています。

東海道神奈川宿 本覚寺1.jpg

たしかに、この本覚寺は見晴らしが良く、横浜駅方面を一望する事
が出来ます。
境内には横浜開港に尽力した幕臣岩瀬忠震の顕彰碑がありました。
東海道神奈川宿 本覚寺 岩瀬忠震顕彰碑.jpg

幕末におきた生麦事件で切られたイギリス人が逃げ込んだのも、この
本覚寺です。


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東海道神奈川宿   (神奈川県横浜市)

神奈川県横浜市、東海道神奈川宿を散策してきました。

<東海道神奈川宿>
東海道神奈川宿.jpg
住所:神奈川県横浜市神奈川区台町

神奈川宿は日本橋から数えて3番目の宿場町です。
現在の台町あたりは、かつて神奈川湊を見下ろす景勝地でした。
この神奈川が有名になったのは1854年、日米和親条約(神奈川条約)締結の舞台となってからです。
その4年後、日米修好通商条約では神奈川港が開港場と決められてい
ましたが、後に横浜に変更されました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
東海道神奈川宿を歩いてみました。川崎宿もそうでしたが、神奈川宿
も横浜駅から近いこともあり、開発され、昔の面影はほとんど残って
いませんでした。
ただ、神奈川宿には幕末に開港した際、各国の領事館になったお寺
などが残り、他の宿場町とは違った趣がありました。

<浄瀧寺・イギリス領事館跡>
東海道神奈川宿 浄瀧寺 イギリス領事館跡.jpg

<甚行寺・フランス公使館跡>
東海道神奈川宿 甚行寺 フランス公使館跡.jpg

当時から唯一続く料亭が田中家(1863年創業)です。
東海道神奈川宿 田中屋.jpg
田中家の前身の旅籠「さくらや」は安藤広重の「東海道五十三次」に
も描かれた店です。高杉晋作やハリスなども訪れたそうです。
また、坂本龍馬の妻おりょうは、明治7年、勝海舟の紹介で田中家
で働いていたと伝えられています。英語が話せ、月琴も弾くことが
できたお龍は外国人接待に重宝されていたそうです。

<神奈川台関門跡>
東海道神奈川宿 神奈川台関門.jpg

幕末、攘夷による外国人殺傷にイギリス総領事オールコックをはじめ
とする各国領事が幕府に抗議。幕府は横浜周辺の主要拠点に関門や
番所を設け警備体制を強化しました。その神奈川台関門の跡の碑です。

東海道五十三次
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大河ドラマの舞台
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2010年06月07日

東海道川崎宿   (神奈川県川崎市)

神奈川県川崎市、東海道川崎宿を散策してきました。

<東海道川崎宿>
東海道川崎宿.jpg
住所:神奈川県川崎市川崎区本町
駐車場(近隣コインパーク等)

東海道川崎宿は日本橋から数えて2番目の宿場町です。
川崎宿には約350軒の旅籠や商家などが1400メートルにわたり
軒をならべ賑わいをみせていました。
川崎宿は元禄年間の大地震や、宝暦の大火など度重なる災害に
見舞われ、明治維新後も関東大震災や空襲などで往時の景観は
失われました。
大きな変貌を遂げてきた今日の町並みの中に宿の成立にかかわる地形や
寺院の配置など川崎宿の面影をみることが出来ます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
川崎宿を散策してきました。
品川宿は以前歩いたことがありましたが、川崎は初めて。
まあ車で通りすぎるだけなら、何度でもあるんですけど、旧東海道の
宿場部分を歩くのは本当に初です。
第一京浜(国道15号)の裏の通り。今は開発されてマンションやら
雑居ビルが並ぶ通りになっていました。
昔を思わせる建物はほぼ皆無。ただ、通りには、旧東海道の石碑や
東海道川崎宿に関する解説があるなど、随所にここが宿場だった事
が分かる部分がありました。

<東海道川崎宿>
東海道川崎宿 2.jpg

東海道川崎宿 歌川広重.jpg

東海道川崎宿3.jpg

東海道川崎宿 宗三寺.jpg
往時をしのぶ宗三寺。

東海道五十三次
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2010年03月10日

井伊直弼像   (神奈川県横浜市)

神奈川県横浜市、掃部山公園にある井伊直弼像です。

<井伊直弼像@掃部山公園>
井伊直弼 カモン.jpg
住所:神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘57
駐車場なし

掃部山公園は明治17年に旧彦根藩士が買い取り、明治42年に
横浜開港50周年に井伊直弼の銅像が建立されています。
戦時の物資調達の中銅像も撤去されたそうですが、昭和29年に
横浜市によって再建されています。

みなとみらい21地区をのぞむ高台に、その開港に関わった井伊直弼
が立っているのはあまり知られてないんじゃないでしょうか。

銅像めぐり
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大河ドラマの舞台
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2009年08月31日

龍口寺      (神奈川県藤沢市)

神奈川県藤沢市にある龍口寺に行ってきました。

<龍口寺>
龍口寺 山門.jpg
住所:神奈川県藤沢市片瀬3-13-37
駐車場あり(無料)
境内自由

龍口寺は日蓮が処刑されそうになった、いわゆる「龍の口法難」の
刑場跡に1337年、日法が日蓮を祀って創建したのが始まり。

龍口寺 日蓮上人像.jpg

本堂・山門は江戸時代の建造物。
龍口寺 本堂.jpg

神奈川県唯一という五重塔は明治43年の建築です。
龍口寺 五重塔.jpg
あいにく木々が茂っているため、立派な五重塔の全貌を眺めること
が出来ませんでした。
ちと残念。神奈川にこれだけ立派な五重塔があるのにはびっくりしました。

龍口寺 龍口刑場跡.jpg
龍の口刑場跡の碑です。
龍の口は鎌倉にあるのかと思ってました。実は藤沢(江ノ島)だった
んですね。まあ江ノ島あたりまでは鎌倉と一体に考えても良いかも
しれませんが。

龍口寺、お寺の建物も非常に立派で、見る価値あるお寺だなと思い
ました。


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2009年08月30日

満福寺     (神奈川県鎌倉市)

神奈川県鎌倉市の満福寺に行ってきました。

<満福寺>
満福寺(鎌倉)1.jpg
住所:神奈川県鎌倉市腰越2-4-8
駐車場あり(無料)
拝観:200円

源義経は壇ノ浦の戦い後、頼朝の許可無く後白河法皇から検非違使
の位をもらったため怒りをかい、捕虜の平宗盛父子をともなって
鎌倉に下向したものの、鎌倉入りを拒否され腰越に逗留。
この時頼朝の勘気を晴らすため、大江広元にとりなしを依頼する
手紙(腰越状)を送った。
義経はここ満福寺に逗留し、ここで腰越状を書いたと伝えられている。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
鎌倉の満福寺に行ってきました。満福寺は義経ゆかりのお寺で、上
の解説にもあるように頼朝に「腰越状」と言われる文書を送った
寺です。

お寺には義経の供養塔や弁慶の腰掛け岩など、義経主従に関するもの
が数々残ります。

満福寺(鎌倉) 義経供養塔.jpg

満福寺(鎌倉) 弁慶腰掛け石.jpg

満福寺(鎌倉) 弁慶手玉石.jpg

お寺の中には義経主従に関するふすま絵があります。こちらも見事
です。

満福寺(鎌倉)2.jpg

腰越状の下書きと呼ばれるものが展示されています。
満福寺(鎌倉) 義経腰越状.jpg
当時のものではない様ですけど。

古都鎌倉の旅
http://rover.seesaa.net/article/11696947.html

大河ドラマの舞台
http://rover.seesaa.net/article/112515106.html


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稲村ヶ崎     (神奈川県鎌倉市)

神奈川県鎌倉市の稲村ガ崎に行ってきました。

<稲村ヶ崎>
稲村ヶ崎.jpg
住所:神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1丁目
駐車場:近隣有料駐車場

稲村ヶ崎は古戦場として知られています。
新田義貞が鎌倉攻めのおり、竜神に祈願したところ水が引き徒歩で
攻め入ったというお話があります(まあうさんくさいですが)
という事もあり、現地には「新田義貞徒渉伝説地」の石碑と明治天皇
御製の歌碑があります。
稲村ヶ崎 新田義貞.jpg

稲村ヶ崎 明治天皇.jpg
この故事は『太平記』に記されたものです。

稲村ヶ崎 岩穴.jpg
稲村ヶ崎の岩には横穴が。これは第二次大戦中に要塞として掘られた
穴のようです。

現在の稲村ヶ崎周辺はサーフィンなどマリンスポーツのメッカ。
稲村ヶ崎3.jpg
砂の色が黒いのは砂鉄が混ざっているからだそうです。

稲村ヶ崎4.jpg
桑田佳祐監督の映画『稲村ジェーン』は稲村ヶ崎を舞台にしたお話
です。(ロケ地としてはあまり稲村ヶ崎が使われなかった様ですが・・)

稲村ヶ崎5.jpg
逗子方面の景色です。

古都鎌倉の旅
http://rover.seesaa.net/article/11696947.html


posted by 南行 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

荒崎公園    (神奈川県横須賀市)

神奈川県横須賀市の荒崎公園に行ってきました。

<荒崎公園>
荒崎
住所:神奈川県横須賀市長井6-5-407
駐車場あり(平日無料・土日祝日1000円)

横須賀の荒崎公園に行ってきました。
三浦半島に行って、どこか海が綺麗なところはないかな〜とさまよっ
て到着したのがここです。
駐車場まで行ったんですが、何と1回1000円。
ぶったまげました。高いよね〜。
公園の駐車場の手前におばあちゃんの引き込み。こっちだと500円
らしい。
そんなに長い時間いるつもりもない僕にとっては痛い金額です。
悪いですが、駐車場には停めず、離れた某スペースに駐車しました。

公園は、三浦半島の西側につきでた岬を公園として整備したもので、
海を眺める展望台や散歩コースなどがあります。

景色は良いですね。方角的に富士山が見えてもおかしくないのです
が、この日はあいにく見えず。
空気が澄んで条件が良ければ見えるんでしょうね。
あと夕陽も綺麗との事なので、夕陽を眺めるのも良いかもしれません。
海岸の岩の荒々しさも良かったです。

荒崎

荒崎

荒崎

荒崎

荒崎

荒崎



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2009年02月22日

三浦の河津桜   (神奈川県三浦市)

昨日、神奈川県三浦市に河津桜を見に行ってきました。

<三浦の河津桜>
三浦の河津桜
住所:神奈川県三浦市南下浦町上宮田
駐車場あり(有料:300円)

神奈川県三浦市では、平成11年に河津桜を植栽。
平成14年からさくら祭りを開催しています。
京急三浦海岸駅前に数本、そこから10分ほど歩いた小松ヶ池公園
にかなりの数の河津桜があります。

午後3時半くらいにおじゃましました。
京急三浦海岸駅前に大きな臨時駐車場があり、待たずに入れました。
駅前から観光客が多数。
綺麗な河津桜が咲いていました。
昨日の時点で見頃はやや過ぎており、少し葉も見えていました。
あとすこしで終了かなという状況でしたが、何はともあれ咲いている
ところを見ることが出来て良かったです。

河津桜は綺麗ですね!
ピンク色の綺麗さでは、ソメイヨシノより河津桜の方が全然良いと
思います。
いよいよ春という感じがしてきました(^-^)

<三浦の河津桜・平成21年2月21日撮影>
三浦の河津桜

三浦の河津桜

三浦の河津桜

三浦の河津桜 菜の花

三浦の河津桜 アップ

<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html

三浦の河津桜

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2008年02月23日

曽我梅林   (神奈川県小田原市 梅の名所)

この前の日曜ですが、小田原の曽我梅林に行ってきました。

<曽我梅林>
曽我梅林


<曽我梅林について・現地解説>
曽我の梅林は、曽我別所梅林、中河原梅林、曽我原梅林からなり、
その規模はおよそ90ヘクタール、3万本の白梅が植えられており、
小田原梅の産地であります。
主な栽培品種としては、白加賀、杉田、十郎であり、毎年6月から
7月初旬にかけて約600〜650トンの生梅が収穫されます。
また、この地から見る富士山、箱根連山、丹沢山塊、相模湾等の
眺めも素晴らしく景勝の点でも優れています。
この様に曽我の梅林は、その規模、景勝の点で関東屈指の梅林と
して知られております。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
この前の日曜に小田原の曽我梅林に行ってきました。
前から一度行きたいと思っていたのですが、なかなか足が向かないで
いました。混んでるだろうな〜って思ったからです。

という事で早い時間に行かないとなと思い、早朝に出発。
10時前に現地入りしました。
結構ギリギリでした。駐車場は僕が入ったあたりで満車。
10時半位には行列になってました。

ギリギリセーフで到着した曽我梅林は6分咲きほど。
6分咲きで充分です。すごく綺麗!
ここの良さは、バックに見える富士山でしょう。
あいにく、少し雲がかかってましたが、まずまず。
富士をバックに梅を見ることが出来る場所はあまり無いですからね。

もともと曽我の梅は、戦国時代に北条氏が兵糧用に栽培を始めた
事で規模が拡大したそうです。
そんなゆかりを知って出かけるとまた良いかもしれませんね。

梅の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/13842621.html

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2007年03月04日

松田の河津桜   (神奈川県松田町 桜 観光名所)

神奈川県松田町に河津桜を見に行ってきました。

<松田の河津桜>
松田の河津桜
住所:神奈川県足柄上郡松田町松田惣領
駐車場あり(有料)
入園無料

神奈川県松田町に河津桜を見に行ってきました。
松田町の河津桜は、東名高速道路脇にある西平畑公園の斜面に
あり、1995年に100本植栽されたのが始まりだそうです。
現在は260本の河津桜が綺麗に咲き誇っています。

桜は早咲きで、2月下旬には見頃を迎えます。
今日、3月4日まで桜祭り開催という事で行ってみました。
混んでいる事は想定済みでした。公園脇の駐車場は満車で入れ
ず、河川敷に作られた臨時駐車場に車を停めて20分近く歩いて
現地に到着しました。

公園の斜面の河津桜は今まさに満開!
桜だけじゃなくて、菜の花も満開で、そのコントラストがすごく
良かったです。
河津桜はソメイヨシノよりピンク色が際だって、すごく綺麗な
桜だと思います。

今日は混んでましたが、行って本当に良かったです(^^)
桜祭りは今日まででしたが、おそらく今週いっぱいくらい見る
ことが出来るのではないかと思います。

<桜の名所まとめのページはこちら>
http://rover.seesaa.net/article/14535679.html

松田の河津桜

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2006年06月18日

長谷寺  (神奈川県鎌倉市 アジサイ 観光名所)

昨年ですが、鎌倉の長谷寺でアジサイを見てきました。

<長谷寺>
長谷寺.jpg
住所:神奈川県鎌倉市長谷3−11
駐車場あり(有料・30分300円)
拝観:300円
8:00〜17:00
長谷駅下車徒歩3分

<由緒>
創建年代は不詳だが、藤原房前が736年に大和長谷寺び縁起にならって
創建したと伝えられる古刹。
本尊は十一面観音で、9mを超す巨大な仏像。
梵鐘や十一面観音懸仏が国指定の重要文化財に指定されている。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
昨年のこの時期に長谷寺でアジサイを見てきました。
長谷といえば、鎌倉の大仏って感じですけど、ここ長谷寺もアジサイや
菖蒲などが綺麗で良い場所です。
アジサイはアジサイ巡りの道みたいなのがあって、本堂裏の小道を歩き
ます。アジサイに包まれながら小道をのぼっていくと、鎌倉を一望出来
る丘に出ます。
鎌倉でアジサイというと明月院かなと思っていましたが、何の何の長谷寺
のアジサイも見事でした。
この時期の鎌倉で外せないスポットですね。

[ここに地図が表示されます]


続きをどうぞ

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2006年03月01日

源頼朝の墓    (神奈川県鎌倉市 墓 観光名所)

神奈川県鎌倉市、鎌倉幕府初代将軍源頼朝の墓です。

<源頼朝の墓>
源頼朝の墓.jpg
住所:神奈川県鎌倉市西御門2−687
駐車場:なし
鎌倉駅よりバス大塔宮行き岐れ道下車徒歩5分

<源頼朝の墓について>
源頼朝は源義朝の嫡子で、平治の乱の後伊豆韮山に流されていた1180年、北条時政の応援
を得て、平氏追討の兵をあげたが、石橋山の合戦に敗れ、海路安房にのがれた。
しかし関東各地の家人の支持をえて鎌倉に入り、1185年平氏一門を滅ぼし、ついで奥州
の藤原氏を滅ぼして全国を平定するに至った。
頼朝は源氏の御家人武士を統制するため侍所、ついで公文所などをおき、幕府の組織をととの
え、右近衛大将となり、さらに征夷大将軍に任ぜられ幕府を開いた。
1199年に53才で亡くなった。墓の下方の平地は当時の幕府跡である。
(現地看板より)

<ひとこと>
江戸時代の大名墓地と違い、さらに昔の武将などの墓は比較的質素な雰囲気。
頼朝の墓も同じように、石塔がひっそりと建つこじんまりとしたお墓です。
実は1199年に亡くなった時のお墓は別物で、江戸時代に頼朝の子孫と称する
薩摩藩主島津重豪によって整備されたものだそうです。
薩摩の島津が出てこようとは、ちょと意外でした。
墓の下の敷地は幕府があった場所とのこと。墓の下には白旗神社という神社があり
秋の頃にはイチョウが黄色く紅葉して綺麗な場所です。

【白旗神社】
白旗神ミ.jpg

白旗神ミ2.jpg

歴史に名をはせた源頼朝。有名人の墓巡りからは外せませんね。

(源頼朝の墓 おすすめ度 ★★★)

源頼朝の墓
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2006年02月28日

瑞泉寺    (神奈川県鎌倉市 梅 観光名所)

神奈川県鎌倉市、瑞泉寺です。

<瑞泉寺>
瑞泉寺1.jpg
住所:神奈川県鎌倉市二階堂421
バス大塔宮下車徒歩15分

<由緒>
創建は1327年、錦屏山と号し、開山は夢想疎石、臨済宗円覚寺派に属する。
南北朝時代に鎌倉公方足利基氏が疎石に帰依したため、公方の塔所となり、関東
十刹に名をつらね、疎石派の拠点として関東禅林に重きをなした。
現在寺内に古建築物は残っていないが、発掘復元された池庭と、十八曲して一覧亭
にいたる登坂路び遺構はよく保存されている。
また寺背の山に多くのやぐら群をふくむ境内地がほぼ全域にわたって保存されている
ことは貴重である。(現地看板より)

<ひとこと>
昨年の12月の鎌倉巡りで行った瑞泉寺です。
駅前のレンタサイクル店でもらったガイドに紅葉マークがついていたので、紅葉は
どんなものかなと思って行きました。
まあ、紅葉は並程度。そこそこという感じでした。
ちょうど冬桜など咲いていましたが、目に付いたのは梅の木。
ここは梅のシーズンに来てこそ良い場所であろうなという事は容易に想像出来ました。
あいにくこの記事で梅の花の写真を載せることが出来ないのが残念です。
境内は広く、入り口から入り少し坂を上ると本堂に着きます。
本堂裏は名勝に指定された庭園。庭園は自然の岩をくりぬいた様な場所があり、変わった
庭園だなと思いました。

【瑞泉寺本堂】
瑞泉寺本堂.jpg

【冬桜】
瑞泉寺冬桜.jpg

【その他の風景】
瑞泉寺2.jpg

瑞泉寺本堂裏.jpg

瑞泉寺本堂裏2.jpg


瑞泉寺 (名勝・史跡)
posted by 南行 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(2) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

本牧三渓園   (神奈川県横浜市 庭園 梅の名所)

神奈川県横浜市、三渓園に梅を見に行ってきました。

<本牧三渓園>
三渓園.jpg
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58−1
営業時間9:00〜17:00(入園は16:30まで)
入園料大人500円 小人 200円
団体料金(20名以上) 一般2割引 学生5割引
●回数券5枚綴り
 大人¥2,000・小人¥500
●年間パスポート ¥4,500
駐車料 乗用車=500円 バス=1,000円

<三渓園とは>
生糸紡績で財をなした横浜の実業家、原三渓宅跡。彼はここに京都や鎌倉から歴史的に
価値の高い建物を移築し、明治39年(1906年)三渓園として一般に公開しました。
53,000坪の園内には10棟の重要文化財を含む17棟の古建築物が四季折々の自然の
景観の中に配置されています。

公式サイト
三渓園logo.jpg

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
久しぶりに三渓園に行ってきました。
今回は梅見が目的です。
三渓園は明治の実業家の屋敷跡。池を中心にした庭園風になっており、何より驚くのは
国指定重要文化財がゴロゴロという事でしょうか。
これだけの建築物を移築するんだから恐るべき人物です。
ざっと見てみますと・・・
【西方寺御門・横浜市指定有形文化財】
西方寺御門.jpg
1708年に京都西方寺に作られた門です。

【燈明寺三重塔・国指定重要文化財】
三重塔1.jpg
京都府加茂町にあった三重塔。建築様式から室町期のものと推定される。
関東最古の三重塔だそうです。

【合掌集落矢箟原家住宅】
三渓園合掌集落.jpg
岐阜県の白川郷にあった江戸時代の庄屋の屋敷を移築したもの。

【東慶寺仏殿・国指定重要文化財】
東慶寺仏殿(重文).jpg
鎌倉の東慶寺に1509年に建築された仏殿です。
東慶寺は縁切り寺として有名です。

【臨春閣・国指定重要文化財】
臨春閣.jpg
旧紀州徳川家の屋敷を移築した物です。

【月華殿・国指定重要文化財】
月華殿(伏見城の遺構).jpg
かつて伏見城にあった大名や諸侯の控えの間。

梅は続きをごらんください。
続きを読む
posted by 南行 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 神奈川県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

保土ヶ谷公園の梅   (神奈川県横浜市 梅の名所)

神奈川県横浜市、保土ヶ谷公園の梅です。

<保土ヶ谷公園の梅>
保土ヶ谷公園梅1.jpg
住所:神奈川県横浜市保土ヶ谷区花見台4−2
電話:045−333−5515
駐車場あり(有料)
●料金(税込) 1時間まで/大型:630円、普通:210円 
以後30分ごとに/大型:310円、普通:100円
JR保土ヶ谷駅西口から横浜駅西口行きバス
「保土ヶ谷野球場前」下車、
または相鉄星川駅から徒歩約15分

<ひとこと>
ちょうど横浜に用事があったので、ついでに横浜で梅を見ようと思い保土ヶ谷公園に
行ってきました。ちょうど梅祭りも開催中でした。
ここの梅園は50種類、120本の梅という事で小規模な梅園です。
今日は梅祭りって事で、人も結構きていて賑わっていました。
紅梅が良い具合に咲いておりました。

【保土ヶ谷公園の梅・平成18年2月19日撮影】
保土ヶ谷公園梅見WEEK.jpg

保土ヶ谷公園梅2.jpg

保土ヶ谷公園梅3.jpg

なかなかええ場所ですよ。
(保土ヶ谷公園の梅 おすすめ度 ★★★)

保土ヶ谷公園の梅
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2006年02月09日

岩船地蔵堂    (神奈川県鎌倉市 寺 観光名所)

神奈川県鎌倉市の岩船地蔵堂です。

<岩船地蔵堂>
岩舟地蔵堂.jpg
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷3-3
鎌倉駅から徒歩15分
駐車場なし

<由緒>
亀ヶ谷辻に建つこの地蔵堂は、古くから源頼朝の娘大姫を供養する地蔵堂と言い伝えられて
きました。元禄三年に堂を再建し、あらたに木造を造立した旨が記されています。
『北条九代記』にも許嫁との仲を裂かれた姫が傷心のうちに亡くなったこと、哀れな死を
悼む北条、三浦、梶原など多くの人々が、この谷に野辺送りしたことが記されています。
この姫が大姫、許嫁の相手は木曽義仲の子、義高だそうです。

<ひとこと>
亀ヶ谷坂から扇ガ谷へおりてきて、海蔵寺方面へ曲がる三叉路にあるのが、この地蔵堂です。
小さな地蔵堂で、建物も再建されたものです。頼朝の娘と悲運な死を遂げた木曽義高
のお話にまつわるお寺。義高なんて幼くして殺されたと思うので、あんな子供に許嫁が
いることも驚きなもんです。
木曽義高は歴史上でもかなりマニアな存在ですが、うちの近所にも義高ゆかりの神社など
があります。そちらも別途紹介したいと思います。

(岩船地蔵堂 おすすめ度 ★★)
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2006年02月08日

薬王寺    (神奈川県鎌倉市 寺 観光名所)

神奈川県鎌倉市の薬王寺です。

<薬王寺>
薬王寺.jpg
住所:神奈川県鎌倉市扇ヶ谷3-5-1
鎌倉駅より徒歩20分
駐車場なし
拝観自由

<由緒>
大乗山薬王寺と号する日蓮宗のお寺で、開山は日像、本尊は久遺本師釈迦牟尼仏日蓮上人
です境内には徳川家光の弟で駿河大納言と言われる徳川忠長の供養塔があります。

<ひとこと>
鎌倉散策の最中に通りかかったお寺です。
どんなお手かまったく知りませんでした。
日蓮宗不受布施派という事で、江戸時代にはいろいろ弾圧もあったのかなと思われます。
(江戸時代に不受布施派は幕府と対立したと覚えています)
境内には駿河大納言徳川忠長の供養塔が。
徳川忠長は家光とうまくいかず、最終的に高崎藩に蟄居させられ、自刃という末路を
たどります。忠長の妻がこのお寺に供養塔を造ったとの事です。
以前高崎にある徳川忠長の墓にも行ったことがあるので、感慨深かったです。

(薬王寺 おすすめ度 ★★)
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亀ヶ谷坂    (神奈川県鎌倉市 史跡 観光名所)

神奈川県鎌倉市の亀ヶ谷坂です。

<亀ヶ谷坂>
亀ヶ谷坂1.jpg
住所:神奈川県鎌倉市扇ガ谷

<亀ヶ谷坂とは>
扇ガ谷と山ノ内を結ぶ道で、鎌倉から武蔵方面に通じる重要な出入り口であり
中世鎌倉の切り通しとしての旧状をよくとどめている。
鎌倉時代初期より使用されていたと推定され、巨福呂坂と共に鎌倉街道中の道の起点
とされている。国指定史跡。
切通とは、山の尾根部分を掘り下げ通行可能にすると同時に、敵の侵入に対する
防御施設としたもの。
亀ヶ谷、朝夷奈、巨福呂、仮粧坂、大仏切通、名越、極楽寺坂の7つを鎌倉七口
と読んでいる。「日本の道100選」

<ひとこと>
建長寺を観光して、扇ガ谷の海蔵寺に向かう時に通った切通です。
鎌倉は四方を山(丘)に囲まれて、それぞれ切り通しで通じた都市で、敵からの
進入を防ぐという意味では、理想的な都市だったのだと思います。
鎌倉幕府、また室町時代に入ってからも鎌倉府として重要な都市だったのも頷け
ます。
この切り通しは今、普通に生活道路として使われています。
細い道路で、車での通行は出来ません。
この切り通しで通じる鎌倉の地形が、今では車でいくのが辛い要因でもある
んですけどね。鎌倉には電車で行くようにしています。

亀ヶ谷坂2.jpg

ここは何かのついでに通ってみてはいかがでしょうかっていう感じのところですね。
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2005年12月15日

赤レンガ倉庫    (神奈川県横浜市 夜景 観光名所)

神奈川県横浜市、赤レンガ倉庫です。

<赤レンガ倉庫>
赤れんが倉庫1.jpg
住所:神奈川県横浜市中区新港1
駐車場あり(最初の1時間500円。以後250円/30分)
JR・市営地下鉄桜木町駅徒歩15分

<ひとこと>
赤レンガ倉庫は横浜湾岸にある2棟のレンガ倉庫で、みなとみらい側が明治44年の
建築、海側が大正時代の建築です。
明治期の著名建築家、妻木頼黄がかかわった建物です。
現在は、売店やレストランなどが入り賑わいのあるスポットになっています。

夜はライトアップをしています。
レンガのライトアップはまた良いものですね。
赤れんが倉庫2.jpg

何時までライトアップされているかよく分からないのですが、20時くらいまでだったら
やっていると思います。

(赤レンガ倉庫ライトアップ おすすめ度 ★★★)
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2005年12月14日

万国橋からの夜景   (神奈川県横浜市 夜景の名所)

神奈川県横浜市、万国橋からの夜景をご紹介します。

<万国橋からの夜景>
横浜夜景_ランドマークタワー1.jpg
住所:神奈川県横浜市中区海岸通5
レンガ倉庫から近いです。
駐車場なし(付近の有料駐車場へ)

<ひとこと>
横浜も夜景が良い場所ですね。
港が見える丘公園とか有名な夜景スポットはありますが、僕はここ万国橋からの夜景が
非常に好きです。
橋の上からの夜景なんですが、ランドマークタワーに観覧車のあかりもからみ、また川
の上に反射するビルの光もまた良い雰囲気です。
横浜夜景_ランドマークタワー2.jpg

冬は夜景を見るには良い時期ですね。
是非いかがでしょうか。

地図へのリンクをトラックバックに入れています。
(万国橋からの夜景 おすすめ度 ★★★★★)
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2005年12月12日

建長寺    (神奈川県鎌倉市 寺 観光名所)

神奈川県鎌倉市、鎌倉五山第一位、建長寺です。

<建長寺>
建長寺総門.jpg
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
JR北鎌倉駅より徒歩10分位
駐車場あり(有料)
拝観料:300円
拝観時間:8時30分〜16時30分

<由緒>
臨済宗建長寺派の総本山で鎌倉五山の第一位。1253年に執権北条時頼が、蘭渓道隆を開山として創建したお寺です。建設には貿易船が派遣された事も有名です。
鎌倉時代、1000人を越える僧をかかえ、塔頭は49。室町時代にも足利氏の庇護のもと
京都・鎌倉五山制では鎌倉五山の第一位となりました。
寺宝は多く、蘭渓道隆像(国宝)、大覚禅師墨蹟「法語規則」(国宝)、北条時頼座像(国重文)など。普段は公開されていませんが、鎌倉国宝館に時折公開されます。

本尊は地蔵菩薩。
本尊が置かれる仏殿は国指定重要文化財。
【建長寺仏殿】
建長寺仏殿.jpg

【法堂】
建長寺法堂.jpg

【庭園 国名勝】
建長寺庭園(国名勝).jpg

<ひとこと>
5年振りくらいに建長寺に行ってきました。
鎌倉五山の第一位という事で、鎌倉の寺の中でも規模は随一かもしれません。
入って驚くのは三門の大きさ。結構圧倒されます。
そんな三門ですが、県の重要文化財っていう事で、国指定じゃないあたりが以外でした。
本尊は地蔵菩薩。大寺院で本尊が地蔵菩薩だっていうのも珍しい。
何でも、この建長寺が出来る前に、この場所にあったお寺の地蔵菩薩を建長寺に安置し
たからという事です。
仏殿・法堂、そして庭園を巡りました。庭園は国指定の名勝で、蘭渓道隆の作との事
でしたが、正直言うとあまり感銘を受けませんでした。庭園見慣れてきたせいかな、何か
もうひとつって気がします。
建長寺は円覚寺と並んで人が多いです。バスツアーなどでも必ず入る場所だからっていう
のもありますしね。僕が行った時には修学旅行生が沢山来ていました。

(建長寺 おすすめ度 ★★★★)

建長寺
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2005年12月08日

浄妙寺   (神奈川県鎌倉市 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、鎌倉五山第五位、浄妙寺です。

<浄妙寺>
浄妙寺鎌倉.jpg
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺78
駐車場:あり(有料)
拝観:9時〜16時
拝観料:100円

<由緒>
1188年、足利義兼の創建。
最初真言宗のお寺だったが、後に臨済宗に。
鎌倉五山の第五位に数えられ、最盛期には23の塔頭を誇った。
しかしながら、その後衰退し、今はかすかに昔の面影を残すのみとなって
います。

<ひとこと>
鎌倉五山で唯一行ったことがなかった浄妙寺。
はじめて行ってきました。
拝観料100円を払い境内へ。目の前に本堂があります。
境内に入って本堂を眺めたあたり、あまりぱっとしないな〜という印象。
本堂も再建で古い建物ではありません。
どうかな〜と思ったんですが、本堂裏は良い感じに紅葉していて、紅葉を
楽しむ事ができました。
【浄妙寺紅葉 平成17年12月2日撮影】
浄妙寺_紅葉1.jpg

浄妙寺_紅葉2.jpg

浄妙寺で一番良い場所は、茶室「喜泉庵」です。
枯山水の庭園が非常に良いですね。

【浄妙寺茶室 喜泉庵】
浄妙寺_紅葉3.jpg

浄妙寺_茶屋1.jpg

浄妙寺_茶屋2.jpg

(浄妙寺 おすすめ度 ★★★)
浄妙寺
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報国寺   (神奈川県鎌倉市 竹 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、竹の庭園で有名な報国寺です。

<報国寺>
報国寺1.jpg
住所:神奈川県鎌倉市浄明寺533
駐車場:あり(無料)
拝観:自由(竹の庭拝観は200円)
拝観時間:9時〜16時

<由緒>
1334年、仏乗禅師の創建。
足利家、上杉家の菩提寺となり多くの寺院をほこるお寺でした。
官寺として栄えるが、永享の乱(1438年)で鎌倉公方足利持氏が室町幕府にと敵対し、
戦いは持氏、その子義久が敗れ、義久は報国寺で自刃しています。
本堂には釈迦如来が祀られ、本堂裏には竹の庭があり、観光名所として賑わっています。

<ひとこと>
報国寺といえば竹の庭。
何年か前に見ようと思って行ったんですが、16時をすぎて見ることが出来ませんでし
た。今回は竹の庭を見ようと行ってきました。

竹の庭は思っていたより狭かったです。
入ってちょっと行くとすぐに一番奥の茶店に着きます。
まあ狭いながら、竹の庭という独特の場所で、この様なお寺の庭は大変珍しく
一見の価値はあるなと思いました。

【報国寺竹の庭】
報国寺_竹の庭園2.jpg

報国寺_竹の庭園2.jpg

紅葉は期待してなかったんですが、梵鐘のうしろにある巨大イチョウがものすごく
良い色に紅葉してました。

【報国寺紅葉 平成17年12月2日撮影】
報国寺_紅葉1.jpg

報国寺_竹の庭園3.jpg

(報国寺 おすすめ度 ★★★★)

紅葉の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/22577081.html

報国寺
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荏柄天神社   (神奈川県鎌倉市 神社 観光名所)

神奈川県鎌倉市、荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)です。

<荏柄天神社>
荏柄天神ミ1.jpg
住所:神奈川県鎌倉市二階堂74
鎌倉駅からバス大塔宮行き、天神社前バス停下車
駐車場:なし
拝観:自由(無料)

<由緒>
1104年8月25日、雷雨とともに天神画像が下り、里の人は社殿を建て画像を
納め、イチョウの木を植え神木としたということ。
鎌倉幕府歴代将軍は、幕府の鬼門の守り神として崇拝。
太宰府天満宮、北野天満宮と並ぶ日本三天神に数えられます。
本堂脇には川端康成筆の「かっぱ筆塚」の石碑が建っています。

<ひとこと>
源頼朝の墓と鎌倉宮の間にある神社。
天神社という事で、菅原道真が出てきます。
御利益はもちろん学業成就。最近資格取得とか目指してないですが、来年あたり
は何か資格でも目指してみようかななどと思ったりしました。
神社の階段を登り、境内に入ると右手に創建のお話で出てくる巨大イチョウがあり
ます。鎌倉では鶴岡八幡宮のイチョウにつぐ大きさだそうです。
【荏柄天神社イチョウ】
荏柄天神ミ紅葉1.jpg

本堂左脇には「かっぱ筆塚」があります。
筆の石像に、かっぱの絵が書かれて祀られています。
荏柄天神ミ絵筆塚.jpg

かっぱ筆塚の絵の中にドラえもんがいました。
荏柄天神ミドラえもん.jpg
ドラえもんもちゃんとカッパになっています。

(荏柄天神社 おすすめ度 ★★★)

荏柄天神社
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2005年12月07日

覚園寺   (神奈川県鎌倉市 寺 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、覚園寺です。

覚園寺
覚園寺.jpg
住所:神奈川県鎌倉市二階堂421
拝観時間:10時〜15時(境内拝観)
拝観料:300円
駐車場:なし
本堂を外から見る分には拝観料は必要ありません。
境内はお坊さんが案内してくれ、50分くらいかかります。

<由緒>
1218年の北条義時が薬師堂を建立したのが始まり。
その後、執権北条貞時が1296年、元寇の難を避ける祈願をこめて
覚園寺としました。
建武の新政では、後醍醐天皇の勅願所に。
本尊は薬師如来で、運慶作と言われています(国指定重要文化財)
薬師堂は1703年の再建。

<ひとこと>
鎌倉宮の前の道を北上すること500メートルくらい。
覚園寺があります。
あまり坂をのぼっているイメージは無いんですが、自転車をこぐのに
力が入ります。けっこう息がきれました。

さて、境内は入るなり真っ赤な紅葉が目に入ります。
非常に綺麗な紅葉です。

【覚園寺紅葉 平成17年12月2日撮影】
覚園寺紅葉1.jpg

覚園寺紅葉2.jpg

覚園寺紅葉3.jpg

覚園寺紅葉4.jpg

本当は境内も参拝しようかな〜って思ったのですが、50分かかるという言葉に怯んで
入らないで帰ってきました。
この写真に写っているあたりは入山しなくても見ることが出来ます(無料ですよ)

1時間毎にお坊さんがお寺の案内をしてくれます。

覚園寺 紅葉の時期 おすすめ度 ★★★★)

紅葉の名所巡り
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覚園寺
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源氏山公園   (神奈川県鎌倉市 公園 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、源氏山公園です。

<源氏山公園>
源氏山公園源頼朝像.jpg
JR鎌倉駅徒歩30分
入園自由
距離的には駅から近いんですが、ちょっと坂を登ります。
車では行けません(自転車でも無理)

<源氏山公園について>
源義家が後三年の役で出征の時に、源氏の白旗をたて陣容を整えた事から
源氏山と呼ばれる様になったそうです。
近年整備され、源頼朝像も建設されました。
春は桜、秋は紅葉の名所として有名です。

<ひとこと>
海蔵寺から化粧坂を登り、源氏山公園に到着。
坂登りはこたえますね。かなり疲れました。
登り終えると、広場があり、真ん中に源頼朝像が鎮座します。

頼朝像付近はカエデなどが紅葉していますが、もう12月2日時点では
紅葉終盤という感じでした。さらに奥にトイレがあるんですが、そちらの方は
イチョウがメインで、こちらはまさに見頃でした。

公園からは、寿福寺の境内に降りていく事が出来ます。

【源氏山公園紅葉 平成17年12月2日撮影】
源氏山公園紅葉1.jpg

源氏山公園紅葉2.jpg

源氏山公園紅葉3.jpg

【源氏山中腹から】
源氏山公園展望.jpg

(源氏山公園おすすめ度 ★★★)

<関連記事>
後三年の役金沢資料館
http://rover.seesaa.net/article/7949436.html

源氏山公園
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海蔵寺   (神奈川県鎌倉市 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市扇が谷、源氏山公園の裏にある海蔵寺です。

海蔵寺
海蔵寺.jpg
住所:神奈川県鎌倉市扇が谷4−18−8
拝観:9時半〜16時
拝観料:100円
駐車場あり(無料)
鎌倉駅徒歩20分

<由緒>
1394年、鎌倉公方足利氏満の命で、上杉氏定が建設。
以後扇谷の上杉氏の保護をうける。
門前には「底脱の井」(鎌倉十井のひとつ)があります。
安達泰盛の娘が水汲みに来たときに、桶の底が抜け
「ちよのうが 戴く桶の底ぬけて みずたまらねば 月もやどらず」
という歌によるものという話しです。
仏殿は江戸時代に浄智寺から移築。本尊は薬師如来です。
本堂脇をすすむと「十六の井」という井戸があります。
観音を祀り、16の丸穴が清水をたたえます。

<ひとこと>
扇が谷の奥地に始めて足を踏み入れました。
北鎌倉から切り通しみたいなところを抜けて扇が谷へ。
JRの線路をくぐり数百メートル、海蔵寺に到着しました。
ここは駐車場も無料であるんですね。車乗りにも安心です。

まずお寺に着くと井戸があります。「底脱の井」です。
【底脱の井】
海蔵寺底脱の井.jpg
水汲みの桶の底が抜けた事で、心のわだかまりが抜け、悟りに
達したという不思議な井戸。

境内は拝観料100円。勝手に箱の中に100円を入れる形です。
ここは何と言っても紅葉の隠れ名所です。
鎌倉・北鎌倉の駅からもちょっと離れていますし、観光客の数も
少ないので、ゆっくり紅葉散策をすることが出来ます。

【海蔵寺紅葉 平成17年12月2日撮影】
海蔵寺紅葉1.jpg

海蔵寺紅葉2.jpg

海蔵寺紅葉3.jpg

【十六の井】

本堂脇の小道を行くとある「十六の井」です。
十六の井

海蔵寺 紅葉の時期 おすすめ度 ★★★★)

紅葉の名所巡り
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海蔵寺
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円覚寺   (神奈川県鎌倉市 寺 国宝 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、北鎌倉の紅葉の名所円覚寺です。

<円覚寺>
円覚寺山門.jpg
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409
JR北鎌倉駅徒歩1分
拝観料:200円
拝観:8時〜16時
駐車場あり(有料)

<由緒>
元寇における戦没者供養のために1282年に開堂供養されたお寺。
執権北条時宗による創建で、寺内には北条時宗の墓もあります。
華厳教に基づき盧舎那仏が本尊。
北条氏滅亡後も足利尊氏により円覚寺領は保護され、鎌倉五山の第二位
として江戸末期まで隆盛をほこりました。
舎利殿(国宝)、梵鐘(国宝)、北条時宗廟所(別途料金100円)など
が見所です。

<ひとこと>
北鎌倉駅目の前にあり、紅葉の名所としても名高い円覚寺。
円覚寺には紅葉シーズンに行ったことがなかったので、今回行ってきました。
平日(金曜日)の朝10時くらいでしたが、結構人が多かったです。
さて紅葉は、入り口の階段付近からカエデが色づき非常に綺麗です。

山門をくぐり中に入ると仏殿があります。

【円覚寺・仏殿】
円覚寺本堂.jpg
仏殿は昭和39年の再建ものですが、1573年の仏殿指図をもとに作っており、
昔の風情を伝えます。

さらに進むと国宝の舎利殿があります。
【円覚寺舎利殿・国宝】
円覚寺ノ利殿(国宝).jpg
舎利殿は1285年、北条貞時によって建てられたもので、釈迦如来の遺骨を安置して
いると言われます。

少し坂を上り、小高い場所に国宝の梵鐘があります。
【梵鐘・国宝】
円覚寺梵鐘(国宝).jpg
1301年、北条貞時が物部国光に作らせたもの。
鐘が国宝ってのも珍しいですね。これ位しか知りません。

紅葉はお見事!
さすが名高い場所ですね。ちょうど見頃でした。
【円覚寺紅葉 平成17年12月2日撮影】
円覚寺紅葉1.jpg

円覚寺紅葉2.jpg

円覚寺紅葉3.jpg

円覚寺紅葉4.jpg

紅葉の名所巡り
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[ここに地図が表示されます]

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2005年11月17日

寿福寺   (神奈川県鎌倉市 寺 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、寿福寺です。

<寿福寺>
寿福寺_紅葉2.jpg
住所:神奈川県鎌倉市扇ヶ谷1−17−7
拝観料:境内非公開、参道と墓地だけ拝観自由
JR鎌倉駅西口→徒歩10分
駐車場:なし

<由緒>
1200年栄西により源義朝の館跡に創建されました。
山号は亀谷山。鎌倉五山の第三位のお寺です。
源実朝もしばしば参拝し、塔頭14を数える大寺になり、
蘭渓道隆も住職をつとめています。
寿福寺には鎌倉期の地蔵菩薩像(国指定重要文化財)や
栄西禅師像(県指定重要文化財)や、源実朝、北条政子、
陸奥宗光の墓などもあります。


<ひとこと>
鎌倉五山第三位という事や、源実朝や北条政子の墓があるという
ので訪ねてみました。
正直あまり建物自体は大したことがありません。かつて14
もの塔頭を数えた大寺の面影はありません。
源実朝、北条政子、陸奥宗光ら歴史上の偉人のお墓は歴史好き
にはたまらない場所ですね。
【源実朝の墓】
源タ朝の墓(寿福寺).jpg
【北条政子の墓】
北条政子の墓(寿福寺).jpg

紅葉の雰囲気も良いですね。
【寿福寺紅葉 平成12年12月1日撮影】
寿福寺_紅葉1.jpg

寿福寺_紅葉3.jpg

(寿福寺 おすすめ度 ★★★★)

<関連記事・鎌倉市>
妙本寺
http://rover.seesaa.net/article/9416092.html
安国論寺
http://rover.seesaa.net/article/9415208.html
鎌倉宮
http://rover.seesaa.net/article/7497892.html

紅葉の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/22577081.html

寿福寺
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2005年11月16日

蓬莱園   (神奈川県箱根町 庭園 紅葉 観光名所)

神奈川県箱根町、小涌谷の蓬莱園です。

蓬莱園
蓬莱園(小涌谷)紅葉1.jpg
住所:神奈川県箱根町小涌谷(三河屋旅館向かい)
小田原厚木道路箱根口ICから国道1号を元箱根方面に11.7km
箱根登山鉄道箱根湯本駅から箱根登山バス、伊豆箱根バス箱根町・元箱根方面行きで19分、小涌谷温泉下車、徒歩1分
駐車場:なし
入場料:無料

<由緒>
大正初期に三河屋旅館の主榎本恭三氏が、ツツジを東京の大久保より移植した
のが始まりです。その後全国からツツジを取り寄せ、今では全国でも有数のツツジの
名所です。

<ひとこと>
ここは箱根小涌谷の有名なツツジの名所です。
しかしながら僕はツツジの時期に訪れた事がないでの、どの程度か分かりません。
今回は紅葉の名所としてご紹介します。
蓬莱園は三河屋の庭園で、誰でも自由に入場できます。
無料ですので、気軽に立ち寄れるところが良いですね。
紅葉もカエデやイチョウなどが色づきます。

<蓬莱園紅葉 平成13年11月14日撮影>
蓬莱園(小涌谷)紅葉2.jpg

蓬莱園(小涌谷)紅葉3.jpg

蓬莱園(小涌谷)紅葉4.jpg

蓬莱園 おすすめ度 ★★★)

紅葉の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/22577081.html

蓬莱園
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妙本寺  (神奈川県鎌倉市 寺 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、妙本寺です。

妙本寺
妙本寺.jpg
住所:神奈川県鎌倉市大町1−15
鎌倉駅徒歩5分

<由緒>
鎌倉幕府初期の重心比企氏の館があった場所といわれる場所で、
後に比企氏が北条氏に滅ぼされ、その地に日蓮の弟子日朗が1260年
に創建したお寺です。比企氏の菩提を弔っています。
戦前まで代々住職を東京池上本門寺と兼帯したという日蓮宗の名門です。
妙本寺には比企能員一族の墓や、2代将軍頼家の側室若狭の局を祀る
蛇苦止堂などがあります。

<ひとこと>
鎌倉駅からほどちかく、歩いてさくっと行ける距離にある大寺院です。
鎌倉幕府の重心比企氏の菩提寺で、大変由緒があります。
比企氏や若狭の局のゆかりの地は埼玉にもあります。そちらもまた
別記事で紹介したいと思います。
ここ妙本寺は紅葉が非常に良かったです。
鎌倉駅からも近いので、是非行ってみてはいかがでしょう。

<妙本寺紅葉 平成12年12月1日撮影>
妙本寺紅葉1.jpg

妙本寺紅葉2.jpg

妙本寺紅葉3.jpg

(妙本寺 おすすめ度 ★★★★)

紅葉の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/22577081.html

妙本寺(比企氏ゆかり)



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安国論寺   (神奈川県鎌倉市 寺 紅葉 観光名所)

神奈川県鎌倉市、安国論寺です。

<安国論寺>
安国論寺鎌倉紅葉1.jpg
住所;神奈川県鎌倉市大町4−4−18
鎌倉駅よりバス名越経由逗子方面行き名越下車徒歩5分

<由緒>
この地は日蓮の松葉ヶ谷法難の地と言われ、また1260年に執権北条時頼
に進言した『立正安国論』執筆の地とも言われています。
この地に、日朗が建てた安国論窟寺と、日現が建てた要法寺があり、それが
ひとつになって安国論寺と呼ばれるようになったそうです。
芝の増上寺から移された石灯籠や、日朗荼毘所などがあります。

<ひとこと>
日蓮宗安国論寺、日蓮の『立正安国論』執筆の地という事で立ち寄ってみま
した。
寺域は広くはなく、こじんまりとした感じです。
本堂には「立正安国」の文字が光ります。
安国論寺鎌倉立正安国.jpg

紅葉も見ることが出来ます。

<安国論寺紅葉 平成12年12月1日撮影>
安国論寺鎌倉紅葉2.jpg

(安国論寺 おすすめ度 ★★ 歴史好きさんには★4つ)

紅葉の名所巡り
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安国論寺(立正安国論執筆の地)
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2005年10月17日

太田道灌の墓  (神奈川県伊勢原市 史跡 観光名所)

神奈川県伊勢原市にある太田道灌のお墓です。

<太田道灌の墓>
太田道灌墓地_伊勢原.jpg
住所:神奈川県伊勢原市上糟屋 洞昌院内

太田道灌は室町時代の武将で、扇谷上杉氏の家宰。
川越城や江戸城の築城で知られる。
名将として名高いが、上杉氏内の争いにまきこまれ、
味方に殺されてしまう。

この地、伊勢原洞昌院は太田道灌の開基のお寺で、
このお寺に道灌の墓もある。

埼玉県越生町の龍穏寺
鎌倉の英勝寺にも太田道灌の墓と言われるものがある。

(太田道灌の墓 歴史マニア向け度 ★★★)

太田道灌の墓
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2005年09月29日

鎌倉宮    (神奈川県鎌倉市 神社 観光名所)

神奈川県鎌倉市の鎌倉宮です。

<鎌倉宮>
鎌倉宮.jpg
住所:神奈川県鎌倉市二階堂154
駐車場は・・・、あったか不明。まあ鎌倉には車で行かない方が良い。

鎌倉駅からハスで10分位。まあ歩いてでも行けないことはない。
鎌倉駅の当方に鎮座するのが鎌倉宮です。
鎌倉宮の創建は新しく明治時代。
御祭神は後醍醐天皇の皇子、護良親王です。
護良親王は建武の新政において、新田義貞や楠木正成らとともに、主に軍事的
な面で活躍した人物。新政において征夷大将軍に任じられています。
その後足利尊氏と対立し捕らえられ、鎌倉の東光寺に幽閉されます。
北条氏の遺児、北条時行が鎌倉奪還を計る中先代の乱のおり、北条氏と護良親王
がむすびつくのをおそれた足利直義は護良親王を殺害します。
明治天皇は建武の中興を支えた護良親王を祭るため、東光寺跡にこの鎌倉宮を
創建しました。護良親王の墓が神社裏にひっそりとあります。

<護良親王の石牢>
鎌倉宮 護良親王の石廊.jpg

鎌倉宮は紅葉も良い!
<鎌倉宮の紅葉>
鎌倉宮紅葉1.jpg
鎌倉の寺社は紅葉の綺麗なところだらけです。シーズンは11月中旬以降ですので
まだ先ですが、要チェックでしょう。
紅葉の良い鎌倉の寺社の中では、鎌倉宮の紅葉はやや劣りますが、良い雰囲気は
感じさせます。ちょっと良い写真が撮れて無かったのが残念。
また再戦しようかな。

紅葉の名所巡り
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2005年09月28日

川崎市立日本民家園  (神奈川県川崎市 テーマパーク)

神奈川県川崎市にある日本民家園です。

<川崎市立日本民家園>
生田民家園.jpg
住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7−1−1
電話:044−922−2181
料金:大人500円
駐車場はありますが有料です。

<何なのか?>
歴史的建造物を集めたものという事では、小金井市の江戸東京たてもの園と同様
です。こちらにはたてもの園における高橋是清邸の様な有名なものはありません。
合掌集落など、民家にスポットをあてた施設になります。
生田民家園2.jpg

<感想>
この一体は生田緑地として、住宅地の中にある静かな空間として、家族連れやカップル
などくつろげる空間だと思います。
小高い丘は枡形山とあり、そこからは川崎市遠くは都内まで一望できます。
お弁当を持って、休日を過ごすのには良い場所ですね。

<江戸東京たてもの園もごらんください>
江戸東京たてもの園
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2005年09月12日

横須賀紀行1

今日は横浜金沢区から横須賀方面をながしてきました。
衆議院選挙当日、横須賀は小泉首相のおひざもとという事
で一番熱い街かもしれません。

さて前置きはこれぐらいにして、横須賀について語りたいと
思います。
横須賀は平安時代より三浦氏の支配下にあり、戦国時代には
北条早雲により三浦氏は攻め滅ぼされ、北条氏の支配下に
ありました。江戸時代は幕府により奉行所がおかれた浦賀が
栄え、1853年にペリー提督が浦賀に来航しました。
<ペリー提督上陸記念碑>
ペリー上陸記念碑.jpg今は、米海軍基地とともに米国チックな雰囲気漂う街として発展している、というのが僕のイメージです。






交通では国道16号線の西のはずれに位置します。
横浜方面から来ると、まず追浜(おっぱま)の街に入り
ます。今ちょうど大河ドラマで「義経」がやっていますが、
義経の兄、源範頼が伊豆から追われるようにこの浜に来
たというところから来た名前だと言われています。

追浜から南下すると京急の駅では按針塚につきます。
江戸時代初頭に日本に漂着し徳川幕府の顧問となった
イギリス人ウイリアム・アダムス(日本名 三浦按針)の
お墓です。実はまだ立ち寄った事がないので、お話だ
けにしておきます。

今回横須賀に行ったのは、実はカレーが食べたかったの
です。横須賀と言えば、横須賀海軍カレーですね。
<カレーの街よこすかHP>
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/curry/index.html

今回はよこすか海軍カレー館におじゃましました。
住所: 横須賀市緑ヶ丘29  
TEL: 046-826-3830
<営業時間> 11:30〜22:00
アクセス: 京浜急行線「横須賀中央駅・汐入駅」下車 徒歩8分
<海軍カレー>
海軍カレー.jpg食べたのは海軍カレー(水兵さん)。
見た目は普通のカレーなんですが、食べてびっくり。何ともまろやか。昨日インドカレー専門店でカレーを食べたばかりだったんですが、それとは系統が全然違うんですが、非常においしいものでした。
よこすか海軍カレー館 (おすすめ度 ★★★★)
満点は★5つという事で。



カレーの後は、国道16号線のはずれ観音崎へ。
戦前は東京湾を守る要所として、砲台がおかれていたそうです。
今は海水浴客で賑わうとともに、1869年建造の観音崎灯台など公園としてにぎわいを
みせています。
<観音崎灯台>
観音崎.jpg
観音崎は地図帳を見ると分かりますが、浦賀水道をはさんで対岸はすぐ千葉県の富津。
天気が良いと富津の景色がよく見えます。逆の富津側から横須賀を眺めた事もあり、
改めて近いんだな〜って思いました。
(おすすめ度 ★★★)

横須賀といえば、忘れてはいけないのが戦艦三笠。
日露戦争において、ロシアバルチック艦隊を迎え撃った連合艦隊の旗艦です。
今は資料館として横須賀港に鎮座しております。
<戦艦三笠> 横須賀市稲岡町 三笠公園
三笠.jpg
(おすすめ度 ★★★)

今回のシメは浄楽寺 横須賀市芦名2-30-5
なんぞやその寺は??という感じかもしれませんね。
源頼朝が父義朝の供養のために、鎌倉に勝長寿院を建立したが、大風で壊れた為、北条政子
が本尊(阿弥陀三尊像)を芦名の地に移したというお話が残っています。
あとこの寺には日本の郵便事業の創始者、前島密のお墓があります。
横須賀といえば小泉首相、そして郵政の父前島密の墓。何か因縁めいたものを感じました。
(おすすめ度 ★ 歴史マニア向け度 ★★★)

横須賀にはまだ見所がありますので、それはまた後日にでもしたいと思います。
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