令和7年4月20日、佐世保市にある旧針尾送信所に行ってきました。
<旧針尾送信所>

住所:長崎県佐世保市針尾中町
駐車場あり(無料)
見学時間【9時00分〜12時00分】【13時00分〜16時00分】
<旧針尾送信所について>


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旧針尾送信所に行ってきました。
以前、国道202号線を南から北上して佐世保を目指していた時に、西の方に
3本の塔がある事を気がつきました。
その時はそれが何なのか知らず、また調べる事も無かったんですが、その後いろ
いろ調べていくと、それが昔の無線塔だという事を知りました。
実は今回の旅の目的地には入れて無かったんですが、甑島訪問をあきらめた為、
急遽今回の旅で訪問する事にしました。
朝9時からという事で、駐車場に車を停め開館を待ちました。
9時ちょうどに訪問。受付で軽くお話をうかがいます。
料金は無料。自由に見て良いとの事。

という事で見せて頂きました。
3本ある送信塔のうち、針尾送信所3号塔という塔の中に入る事が出来ます。

針尾3号無線塔は大正8年に工事開始、大正11年に完成。
高さ137.16mの鉄筋コンクリートの塔で、国指定重要文化財です。

中に入ると当時の機械の様なものが。
そして上を見るとずっと空洞になってます。

いや、まじ感動しました。
当時の海軍が無線通信の重要性から建てた無線塔。
大正時代の技術で、これだけの鉄筋コンクリートの塔を作ったかと思うと
驚き以外の何者でもありません。
お話では、あと100年はこのまま保つであろう構造だそうです。
針尾送信所で忘れてはいけないのが、真珠湾攻撃。
太平洋戦争の緒戦となった真珠湾攻撃ですが、その時有名な「ニイタカヤマノボレ」
の暗号無線はこの送信所から発信されました。
まさに歴史の舞台です。
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