2009年03月04日

浄土寺    (広島県尾道市 観光名所)

広島県尾道市の浄土寺に行ってきました。

<浄土寺>
浄土寺 山門
住所:広島県尾道市東久保町20-28
駐車場あり(無料)

616年、聖徳太子の開基と伝える。
1186年、紀州高野山領大田荘の政所となり、後白河天皇の勅願
所となった。のち荒廃したが、1306年、奈良西大寺の律僧定鉦
上人によって伽藍が再整備され、西大寺長老信空上人ら僧百余名
を招き盛大に落慶法要が行われた。
1336年、足利尊氏は二度にわたり同寺に参拝して戦運挽回を
祈願し、三十三首法楽和歌を奉納した。
境内には我が国の中世寺院建築を代表する本堂(国宝)、
多宝塔(国宝)をはじめ阿弥陀堂(国指定重要文化財)、山門
(国指定重要文化財)などが伽藍を広げる。

<本堂・国宝>
浄土寺本堂

<多宝塔・国宝>
浄土寺 多宝塔

<阿弥陀堂・国指定重要文化財>
浄土寺 阿弥陀堂(重要文化財).jpg

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尾道の浄土寺に行ってきました。
尾道の古寺巡りの中でも、ここ浄土寺の由緒は際だっているような
気がします。
聖徳太子創建の古刹で、現在残る本堂や多宝塔は鎌倉時代末期の建築。
足利尊氏のゆかりを聞けば、足利尊氏もこの本堂や多宝塔を見たん
だろうなという事で、歴史のロマンを感じます。

足利尊氏の崇拝もあつかったんでしょうね。
境内には尊氏の供養塔(お墓)もありました。

浄土寺 足利尊氏供養塔.jpg

尾道古寺の一番東側にあるので、東から巡る場合は最初のお寺になり
ます。個人的には非常に良いお寺だなと思いました(^-^)

国宝建造物を巡る
http://rover.seesaa.net/article/21220842.html

平成20年冬旅
http://rover.seesaa.net/article/112075386.html



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2009年02月10日

天寧寺    (広島県尾道市 観光名所)

広島県尾道市の天寧寺に行ってきました。

<天寧寺>
天寧寺 本堂
住所:広島県尾道市東土堂町17-29
駐車場無し
境内自由

1367年に尾道の人万代道円の発願により足利2代将軍足利義詮
が父尊氏の意思をついで工費を寄進し、開山したもの。
本尊は釈迦如来。
三重塔は1388年の建築で国指定重要文化財。

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尾道の天寧寺に行ってきました。
尾道は古刹めぐりが観光のひとつ。坂道を歩きながら散策します。
天寧寺は三重塔と五百羅漢が良かったです。

五百羅漢堂があり入ってみました。
天寧寺五百羅漢
文化年間から明治にかけて作られた526体の羅漢様が並びます。
この数は壮観です。
ちょっと違うかもしれませんが、三十三間堂の千手観音様の並ぶ
光景に少し似てるかなと思いました。

天寧寺三重塔.jpg

ここの三重塔は、坂道を登って上から眺めるアングルが良いですね。
尾道市内をバックに眺める風景が良かったです(^-^)

平成20年冬旅
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2009年02月09日

天満神社     (広島県呉市)

広島県呉市、御手洗にある天満神社に行ってきました。

<御手洗の天満神社>
八幡宮(御手洗)
住所:広島県呉市豊町御手洗
駐車場(御手洗の観光駐車場利用)

御手洗という名の起こりは、神功皇后が三韓侵略のとき、この地で
手を洗われたということから、この名がつけられたと言われ、古く
から神功皇后伝説があった。
1860年にこの地に遊んだ勤皇僧、宇都宮黙林の詩にもそのことが
書かれている。
明治に入ると御手洗の主人公は菅原道真に移った。
901年、菅公が太宰府に左遷されたとき、船をこの地に寄せ天神
山の麓のこの地で、口をすすぎ、手を洗われ天神地祇にお祈りした。
このところを菅公御手洗いの井戸とし文筆の神にあやかって、正月
の書き初めは必ずこの若水をくんで書いたものである。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
御手洗の天満神社に行ってきました。
天満宮と言えば、菅原道真。この神社のゆかりも菅原道真による
ものでした。(もとは神功皇后だったみたいですが)

神社に入ると、傍らに古い菅公の碑が。
菅公の碑

本殿参拝後、脇にある菅公御手洗の井戸へ。
菅公御手洗の井.jpg
何故か井戸のうえにバケツ!?
なんでしょう。

と、思ったら、なんと井戸をにバケツを落として水を汲んでください
という事でした。
菅公御手洗の井
上蓋をとったら、水がなみなみとあるじゃないですか。
さっそくバケツで汲んで、手洗いです。
菅公、神功皇后を真似てみました。
これで何か良いことがあると良いんですが(笑)

平成20年冬旅
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天満神社

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2009年02月07日

満舟寺     (広島県呉市)

広島県呉市の満舟寺に行ってきました。

<満舟寺>
満舟寺本堂
住所:広島県呉市豊町御手洗字榎町
駐車場(御手洗の観光駐車場利用)

平清盛が安芸守であったとき、上洛の途中関前灘で風波にあった。
今にも船が転覆しそうになったとき、清盛公は手を洗い、口をすすぎ、
一心に称名して大悲薩埵の大慈を頼んだところたちまち風やみ、天
晴れ衆人蘇生の思いをした。
その恩を感じ、庵を結んで十一面観音を安置したと伝えられています。

寺の立派な石垣は、秀吉の四国征伐の際、前線基地として加藤清正
が築城したものと伝えられています。

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呉の御手洗にある満舟寺に行ってきました。
御手洗の町並みを散策していたところ、立派な石垣を発見。
城かなと思って近寄ってみるとお寺でした。

満舟寺石垣

城と勘違いする様な石垣、すごいな〜と思ったら、築城の名人と言わ
れる加藤清正が前線基地として作ったものと判明。
なるほどね〜という感じです。

お寺自体は小さなお寺で、御手洗の街中にひっそりとある感じ。
境内には、江戸時代の俳人栗田樗堂のお墓もありました。
栗田樗堂の墓

平成20年冬旅
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著名人の墓
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満舟寺

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松濤園     (広島県呉市 観光名所)

広島県呉市の松濤園に行ってきました。

<松濤園>
松濤園
住所:広島県呉市下蒲刈町下島2277−3
電話:0823−65−2900
駐車場あり
入園料:800円
開園:9時〜17時

下蒲刈島は古くから瀬戸内海の海上交通の要衝として栄えた町であり
、江戸時代には善隣友好の使節団である朝鮮通信使が12回来日した
うち、11回立ち寄ったという古い歴史と伝統をもつ、由緒ある
町です。
松濤園は、そんな下蒲刈島の歴史や自然を生かした全島庭園化事業の
一環として作られたもので、富山県砺波の商家「旧有川邸」、
山口県上関町の商家「旧吉田邸」、広島県宮島町の町屋「旧木上邸」
を移築復元しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
下蒲刈島にある松濤園に行ってきました。
ここは、日本の旧家を移築復元した民家園みたいな所です。
移築されたものではあるんですが、それが下蒲刈島の雰囲気にとけ
こんで非常に自然な感じがするところでした。

特に興味深かったのが、旧有川邸を移転して作られた朝鮮通信使
資料館。
朝鮮通信使に関する博物館で、その内容も濃くて良かったです。
朝鮮通信使をもてなした食事の内容とか、意外な事も分かります。
(写真不可のため、写真はありません)

松濤園

松濤園3.jpg

松濤園4.jpg

松濤園5.jpg

松濤園6.jpg

平成20年冬旅
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松濤園

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呉の赤れんが倉庫   (広島県呉市)

呉で赤れんが倉庫を見てきました。

<赤れんが倉庫>
呉貿倉庫運輸
住所:広島県呉市昭和町6番6号
駐車場無し

もともと呉工廠の水雷部と電気部の工場であった赤レンガ造りの4棟の建物で、戦後貿易倉庫として活用されたものです。
現在も現役で、呉貿倉庫運輸という会社の倉庫として使われています。

呉市内から音戸ノ瀬戸に向かって走っている途中、とても趣のある
赤れんが倉庫だったので車を停めて写真を撮りました。

呉貿倉庫運輸2.jpg

赤れんが倉庫と言えば、京都の舞鶴を思い出します。
呉と舞鶴、共通するのは軍港という事。
呉の赤れんが倉庫の前の海もこんな感じで潜水艦が停泊してました。

呉貿倉庫運輸 前の海.jpg
歴史を感じる風景と、軍港というイメージ。意外に良いんですよね。
呉と舞鶴は、「肉じゃが」発祥の地を巡って争ってますが(笑)、
町の風景も似たような感じで、仲良くやっていけば良いんじゃない
かなと思いました(^-^)

レンガ倉庫の規模では、やはり舞鶴の方が大きいですけどね。

平成20年冬旅
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呉の赤れんが倉庫

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2009年02月04日

歴史の見える丘    (広島県呉市)

広島県呉市の歴史の見える丘に行ってきました。

<歴史の見える丘>
歴史の見える丘.jpg
住所:広島県呉市宮原5丁目
駐車場無し

軍港都市から平和産業港湾都市へと変化をとげた呉の歴史が一望でき
る場所。この丘には「大和」にちなむ「嘻戦艦大和之塔」、戦艦大和
などを建造した造船ドックの記念碑などがあります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
広島市街地から音戸ノ瀬戸に向かう道の途中にある公園です。
上の解説にもある様に、ここからは呉の歴史を眺める事が出来ます。

歴史の見える丘2.jpg

目の前にはIHI(石川島播磨重工業)の呉第一工場を眺めおろせ
ます。ここで大和が建造されたという事です。

戦艦大和の塔.jpg
嘻戦艦大和之塔です。

呉 正岡子規の歌碑.jpg
正岡子規の歌碑です。
「呉かあらぬ 春の裾山灯をともす」
明治28年、友人を見送るため呉にきた正岡子規が詠んだ句です。

平成20年冬旅
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歴史の見える丘

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大和ミュージアム   (広島県呉市)

広島県呉市の大和ミュージアムに行ってきました。

<大和ミュージアム>
大和ミュージアム
住所:広島県呉市宝町5-20
電話: 0823-25-3017
休み 火曜(祝日の場合は翌日休、GW・7月21日〜8月31日は無休)
時間 9:00〜17:30
駐車場 駐車場あり(有料)
料金 大人500円、高校生300円、小・中学生200円

<大和ミュージアムについて・パンフレット抜粋>
戦艦大和を建造した東洋一の軍功、日本一の海軍工廠の町として栄えた
呉。戦後は戦前から培われてきた技術が新しい技術と結びつき、世界
最大のタンカーを数多く建造するなど、日本が戦後約10年ほどで
世界一の造船国へ発展する一翼を担いました。
呉市海事歴史科学館「大和ミュージアム」は呉の歴史と、その近代化
の礎となった造船・鉄鋼をはじめとした各種の科学技術を先人の努力
や当時の生活・文化にふれながら紹介します。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今回の冬旅の一番の目的地「大和ミュージアム」です。
2005年の開館の時から気になっていたんですが、やっとで
行くことが出来ました。
呉は戦艦大和が建造された町。
数年前に映画『男たちの大和』を見てから大和に対する興味も更に
増していました。

博物館の内容は想像以上でした。

大和ミュージアム 展示.jpg

大和ミュージアム 展示2.jpg

大和ミュージアム 展示3.jpg

明治以降の日本の軍備増強。呉海軍工廠の歴史。
大和の開発について。
などなど展示の内容は非常に充実しています。
海に沈んでいる大和の映像も感動しました。

大和で亡くなった人たちの親や兄弟などのお話を流す映像など、靖国
神社の展示館みたいな雰囲気もありました。

入り口を入るとあるのが1/10モデルの戦艦大和。
大和ミュージアム 戦艦大和.jpg
写真だと分かりづらいかもしれませんが、一緒に移っている人の大き
さと比べるとその大きさが分かるんじゃないかと思います。
迫力満点です。

今回、15時半くらいに大和ミュージアムに入りました。
2時間あるし良いかなと思ったんですが、2時間ではゆっくり見る
事が出来ませんでした。もう少し余裕を持っていけば良かったです。
また行ってみたいなと思う博物館でした!

平成20年冬旅
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2009年02月02日

安芸国分寺    (広島県東広島市)

広島県東広島市にある安芸国分寺に行ってきました。

<安芸国分寺>
安芸国分寺仁王門
住所:広島県東広島市西条町吉行2064
駐車場あり
境内自由

741年、聖武天皇の勅願で建立されたもの。安芸国分寺もその
時の建立で、当寺は七堂伽藍35の僧坊があり国内無比の大道場
で信仰を兼ねた行政府でもあった。
その後、2度の兵火にあうなどして数々の秘録を遺し、明治初年
まで藝藩主浅野家の祈祷所として代官の直支配下にあった。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
西条の酒蔵通りから少し歩いたところ、線路の反対側に安芸国分寺
がありました。

<本堂>
安芸国分寺

奈良時代に全国に建てられた国分寺。さすがに現在、当時の雰囲気を
残すところはほぼ無いと言っても良い位でしょう。
ここも、他の国分寺跡にありがちですが、本堂は再建で、跡地に礎石のみ残るという様な感じです。

安芸国分寺跡

安芸国分寺塔跡

夢の跡という様な感じがしますね。

平成20年冬旅
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国分寺を巡る
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安芸國分寺


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2009年01月31日

西条酒蔵通り   (広島県東広島市 古い町並み)

広島県東広島市の西条酒蔵通りに行ってきました。

<西条酒蔵通り>
西条酒蔵の町並み
住所:広島県東広島市西条本町

西条はかつて、山陽道(西国街道)の四日市という宿場町として
栄えました。現在、四日市宿の本陣跡も残ります。

西国街道四日市宿 茶屋本陣.jpg

明治時代に入り、四日市は西条という町に変わり、酒蔵が建ち並ぶ
町並みへとかわっていきます。
賀茂鶴、賀茂泉、亀齢、福美人、西条鶴、白牡丹、山陽鶴、賀茂輝
などなどの酒蔵が並びます。
西条は伏見、灘と並ぶ日本三大名醸地として知られています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
酒蔵西条の町並みを散策してきました。
駅前は綺麗な町並みの西条駅。そのすぐ近くに酒蔵通りがあります。

こちらは急に雰囲気が変わり、白壁土蔵とベンガラ色の屋根が目立つ
町並みになります。ここにあるのは酒蔵。
しかも今も酒を造り続けている酒蔵です。

賀茂鶴、賀茂泉など広島のお酒として、知名度は全国区。僕も都内
の居酒屋などでよく飲むお酒です。

西条酒蔵の町並み

町並みは雰囲気がとても良いです。
酒蔵の前には、酒の仕込み水になる井戸水が飲める様になってます。
観光客用という感じです。

<西条鶴の井戸>
西条鶴酒造の井戸

<賀茂鶴の井戸>
賀茂鶴の井戸

日本酒好きの僕としては、こういう町並みは非常に良いです。
普段飲んでるお酒も、地元で買うと別物の様に感じてしまうのが不思議
なところですね。

【写真は続きをどうぞ】

平成20年冬旅
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日本の古い町並み
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福禅寺 対潮楼    (広島県福山市)

広島県福山市の福禅寺対潮楼に行ってきました。

<福禅寺>
福禅寺
住所:広島県福山市鞆町鞆2
拝観:200円

海岸山千手院福禅寺は、平安時代の天暦年間(950年頃)の創建
と伝えられる真言宗の寺院です。本堂やそれに隣接する対潮楼は、
江戸時代の元禄年間(1690年代)に建立されました。
客殿からの海の眺めはすばらしく、特に1711年朝鮮通信使は、
この景観を「日東第一形勝」と賞賛し、従事官李邦彦はその書を
残しました。また1748年には正使洪啓禧は客殿を「対潮楼」
と命名し、洪景海がその書を残しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
鞆の浦にある福禅寺に行ってきました。
ここは何と言っても朝鮮通信使が絶賛した景観を眺める事が出来る
「対潮楼」が見所です。
拝観料を払い、中に入りました。

<対潮楼からの風景>
対潮楼からの景色

対潮楼からの景色

これがその風景です。瀬戸内の穏やかな海がとても良いです。
夕暮れなども良い光景でしょうね。
かつては、宮城道雄の「春の海」のイメージとして、最近では、
宮崎駿の映画『崖の上のポニョ』のモチーフとなった海の風景
です。

穏やかな海の光景は、ゆっくりお茶でも飲みながら眺めていたい様
な感じです。

対潮楼の中には、朝鮮通信使の「日東第一形勝」の額も。
日本第一景勝
鞆の浦に行ったらここは外せない場所かと思います。

平成20年冬旅
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山中鹿之助首塚   (広島県福山市)

広島県福山市にある山中鹿之助首塚です。

<山中鹿之助首塚>
山中鹿之助首塚
住所:広島県福山市鞆町(静観寺)

戦国時代、毛利氏に滅ぼされた尼子氏の家臣山中鹿之助は、主家の
再興を願い兵をあげました。1578年、岡山県の高梁川阿井の
渡しで討たれ、毛利輝元や足利義昭に首実検をされました。
その首は鞆に持ち込まれたと伝えられています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
戦国好きならば知らぬ者はいない山中鹿之助。
鞆の浦を歩いていたら偶然首塚を見つけました。
月山富田城とか関係地には行ったことがありましたが、首塚が
ここにあるのは知りませんでした。

意外な発見で少しビックリでした。

平成20年冬旅
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著名人の墓
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山中鹿之助首塚

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鞆の浦の町並み   (広島県福山市 古い町並み)

広島県福山市の鞆の浦の町並みを散策してきました。

<鞆の浦の町並み>
鞆の浦の町並み
住所:広島県福山市鞆町
駐車場あり(有料)

鞆の浦の町並みを散策しました。
鞆の浦に行くのは10年振りくらいで、久しぶり。
10年前には、その穏やかな海だけを見て立ち去っていました。

今回はひとつ裏にある町並みを歩いてみました。
これがびっくり!かなり大規模な町並みでした。
鞆の浦は、福山藩最大の町で、江戸時代には港町として栄えたところ。
朝鮮通信史が宿泊したりしています。

港町として、昔ながらの町並みがここまで大規模に残るのは鞆の浦
くらいじゃないでしょうか。
いずれ、伝統的建造物群保存地区に指定されるのは間違いないで
しょう。今、開発との狭間でもめている様ですが、この町並みは
是非残してほしいものだと思いました。

【写真は続きをご覧ください】

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日本の古い町並み
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2009年01月27日

高鳥台公園   (広島県呉市)

広島県呉市、音戸ノ瀬戸公園の中にある高鳥台公園に行って
きました。

<高鳥台公園>
音戸ノ瀬戸公園  高鳥台公園.jpg
住所:広島県広島県呉市呉市和庄町
入場無料

音頭の瀬戸を眺める高鳥台公園に行ってきました。
音頭の瀬戸は、平清盛が日宋貿易の為に開削したというもの。
一日で開削するため、夕陽を扇で舞もどしたなんていう無茶くちゃな
伝説も残っています。
音戸の瀬戸の幅は約90メートル。潮の流れも早いです。

高鳥台公園からは、川の様な音戸の瀬戸を眺める事が出来ます。
一応、広い意味で高鳥台公園は音戸ノ瀬戸公園の一角という事に
なっている様です。
ここから見る、夕陽や日の出も綺麗そうだな〜って思いました。

<高鳥台公園>
音戸ノ瀬戸公園  高鳥台公園 二重の塔.jpg

音戸ノ瀬戸公園 平清盛.jpg

高鳥台公園からの風景は続きをどうぞ。

平成20年冬旅
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2009年01月24日

西郷四郎終焉の地   (広島県尾道市)

広島県尾道市、西郷四郎終焉の地です。

<西郷四郎終焉の地>
西郷四郎終焉の地
住所:広島県尾道市東久保町

<現地解説>
西郷四郎先生は、日本柔道界の奇才で、嘉納治五郎師範が講道館を
創設した頃、それを助けて日本柔道を大成した人物です。
小柄な体躯でしたが、その特技「山嵐」の大業は天下無敵。
小説・映画で有名な「姿三四郎」は先生がモデルでした。
大正9年、病気療養のため尾道に来て、吉祥坊に仮寓し、養生につと
めていましたが、大正11年57才で亡くなりました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
尾道を散策しているときに偶然みつけた西郷四郎終焉の地の碑です。
僕が西郷四郎を知ったのは、昔漫画雑誌週刊ジャンプで連載してい
た「ひかる チャチャチャ」っていう漫画がきっかけでした。
その時知った知識で、小柄ながら「山嵐」という技を駆使した天才
柔道家というイメージでした。

まさか尾道を観光しているところで、西郷四郎氏の碑に出くわそう
とは思わなかったのでびっくり。

西郷四郎像
等身大の銅像です。確かに小さい。
こんなに小さな天才柔道家がいたんだな〜と改めて思いました。

平成20年冬旅
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2009年01月20日

御手洗の町並み   (広島県呉市 古い町並み)

広島県呉市の御手洗の町並みを散策してきました。

<御手洗の町並み>
御手洗
住所:広島県呉市豊町御手洗
駐車場あり(無料)

<現地解説>
風まち、潮まち、港町。江戸時代の中継貿易港御手洗には人が集い、
物が集まり、文化が育った。町には江戸から明治、大正、昭和初期
までに建てられた貴重な建物が混在している。
その映画の残像が平成の今、日本文化を伝えてくれる。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
呉市の御手洗の町並みを散策しました。
御手洗は瀬戸内海の大崎下島という島にあり、以前は船でしか行けな
かったため、行けずにいましたが、昨年橋が開通したため呉観光の
ついでに行ってみました。
呉市とは言っても、呉の市街地からは1時間位みておいた方が良い
かもしれません。下蒲刈島・上蒲刈島などを橋で渡って行きますが、
道路はよく整備されていて、快適に走ることが出来るのも良かった
です。

御手洗には、無料駐車場がり、車を停めて歩いて散策です。
一番の見所は、常磐町どおり。
昔ながらの町並みが並びます(重要伝統的建造物群保存地区)
島という、本土とは隔絶された場所で、こういう町並みが残ってる
事に感動しました。本土と離れていたからこそ残ったのかもしれま
せん。

御手洗の町並み2.jpg

瀬戸内海の港町として栄えた町。
今は広島県呉市になります。目の前に見える岡村島は愛媛県。県境の
町でもあります。
穏やかな瀬戸内海の雰囲気と、昔ながらの町並みがすごく良い町でし
た(^-^)

続きをご覧ください。

平成20年冬旅
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日本の古い町並み
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2008年12月30日

灰ヶ峰の夜景   (広島県呉市)

広島県呉市の夜景の名所、灰ヶ峰に行ってきました。

<灰ヶ峰>
灰ヶ峰
住所:広島県呉市栃原町
駐車場あり(無料)

呉の夜景といえば、ここ灰ヶ峰。
呉と言うより、広島を代表する夜景の名所です。
いつか見に行きたいと思っていましたが、今日行ってきました。
18時半ですでに真っ暗。ここから灰が峰を目指します。

カーナビを灰ヶ峰公園に設定(これが実は失敗)して突撃です。
カーナビは住宅地の中のものすごい細い道を選択。すれ違いも厳しい
ほどです。
灰ヶ峰は標高700メートル超。かなりの高さです。
住宅地を抜けると一気に山の中。木が傾いてきてたり、かなりやば
そうな雰囲気。失敗したかな〜と思いつつ、ここまで来たら引き返
せないという事で、先にすすみます。
カーナビの誘導どおり、灰ヶ峰公園に到着。
しかし・・・、何もなし(涙)
僕のほかにももう一台、迷ってる県外ナンバーの車あり。
やはり迷うんですね。
カーナビをセットする時、灰ヶ峰公園を指定してはいけません。
灰ヶ峰山頂を目指さないとだめです。

そんな苦難をこえてやっと山頂に到着。
夜景は素晴らしいです!まさに絶景。
苦労が報われました(^_^)

灰ヶ峰 西側

灰ヶ峰アップ

あと、住宅地を突破したのも間違い。カーナビにしてやられました。
灰ヶ峰に行く時は、「西畑」という交差点から山に突入。
途中に「灰ヶ峰山頂」という標識がありますので、それに従えば
比較的楽に山頂に行けます。

何事も事前の調査が重要ですね。

夜景の名所巡り
http://rover.seesaa.net/article/23565397.html

平成20年冬旅


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2008年08月03日

竹原の町並み   (広島県竹原市 観光名所)

広島の竹原の町を散策してきました。

<竹原の町並み>
竹原の町並み
住所:広島県竹原市本町

竹原は「安芸の小京都」と呼ばれる町です。
江戸時代には製塩業で栄え、今もその時の町並みが残ります。
竹原は戦国時代、毛利家の小早川隆景が治めた町でもあり、市内に
は隆景ゆかりのお寺などもあります。

僕が竹原を訪問したのは7年前、平成13年になります。
早朝の訪問でした。
日が昇って、それでも曇っていたので薄暗い中散歩です。
人も誰もいない中、昔ながらの町並みを見ていると、タイムスリップ
したかのような感じがしました(笑)

竹原は良い町並みですね。閑かで、すごく良かったです。

<竹原の町並み>
竹原の町並み

竹原の町並み

竹原の町並み

竹原の町並み

日本の古い町並み
http://rover.seesaa.net/article/21960937.html



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2006年07月22日

明王院   (広島県福山市 国宝建造物 観光名所)

広島県福山市の明王院です。

<明王院・本堂(国宝)>
明王院本堂(国宝).jpg
住所:広島県福山市草戸町1473
駐車場あり(無料)
境内自由

<由緒>
全身の「常福寺」は807年に空海(弘法大師)によって創建されたという
寺伝が残る福山の古刹。中世には門前に草戸千軒町(川底に埋もれた中世遺跡として著名)が栄えた。江戸時代には福山藩主となった水野家・阿部家の庇護の下で繁栄した。

本堂は国宝建造物。建築様式は全体的に和洋の姿をとりながらも、細部に
は大幅に唐様が採用されている折衷様。
尾道の浄土寺本堂(国宝)とともに、内海地域で最も古い建物として貴重
です。
五重塔も国宝建造物。1348年住持頼秀の時、一文勧進の小資を積んで
造られたものです。和洋の形態を良く整え、手法も雄大で南北朝時代を
代表する建築。全国の指定19塔のうち5番目の古さをほこっています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
平成17年夏旅は8月10日に突入。
前日長崎島原から北九州小倉に向かう長崎街道を走っている最中に車の
警告灯がつきやばい事態に。
山口の周南市でディーラーに駆け込みました。
結局原因はブレーキパッド摩耗での交換。われながら情けない状況でした。

午後気を取り直して観光しようと思ったんですが、今度は渋滞と豪雨。
まったく観光をしないまま福山まで来てしまいました。

せめて1ヶ所観光という事で行ったのが明王院。
ここは弘法大師創建の古刹で、なんと言っても本堂・五重塔と2つの国宝
建造物があるというすごいところなのです。
明王院に着いたのが確か17時半くらいだったでしょうか。もう夕方。
駐車場(無料)に車を停め走って本堂に向かいました。

行ってみて感動!「おぉ〜すごい」
本堂と五重塔、2つの国宝建造物が並び、その雰囲気は荘厳です。
行った時間が遅かったせいもあって、観光客も僕一人。
静寂の中、本堂と五重の塔をゆっくり見てまわりました。
福山にこれだけの寺院があったのには驚きました。福山城とかに目が行き
がちですが、歴史的由緒など考えても明王院こそ福山の一押し観光名所
かと思います。またいつか再訪したい場所です。

平成17年夏旅
http://rover.seesaa.net/article/19481587.html

明王院(国宝建造物が2つも!)

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2005年12月17日

黄金山の夜景   (広島県広島市 夜景 観光名所)

広島の夜景スポット、広島市南区の黄金山(おうごんざん)です。

<黄金山の夜景>
広島黄金山_夜景.jpg
住所:広島県広島市南区黄金山町
駐車場あり(無料・広いです)

<ひとこと>
広島の夜景スポット、黄金山です。
読み方は「こがねやま」と読むのかな〜と思うところですが、「おうごんざん」と読む
みたいです。隠し財宝の伝説でもあったんでしょうかね。
ついつい気になってしまう名前です。
国道2号線を走っていると、黄金山の標識があります。
そこから急な坂道をのぼり黄金山頂に着きます。
道路もそんなに悪くないので、初心者の方でも大丈夫かと思います。

夜景は四方違った雰囲気があります。
北に広島市街、南は高速道路の明かり、西には綺麗にライトアップされた橋などいろ
いろです。
広島市街は少し距離があるので、建物等が大きく見える訳ではありませんが、光が
ちりばめられた感じの夜景は見応えがあります。市街方面に木がちょっと生えている
ので、それがちょっと邪魔なんですけどね。

<黄金山夜景>
広島黄金山_夜景東方面

広島黄金山_夜景南方面

広島黄金山_夜景北方面

(黄金山夜景 おすすめ度 ★★★★)
posted by 南行 at 14:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 広島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする