<浄土寺>

住所:広島県尾道市東久保町20-28
駐車場あり(無料)
616年、聖徳太子の開基と伝える。
1186年、紀州高野山領大田荘の政所となり、後白河天皇の勅願
所となった。のち荒廃したが、1306年、奈良西大寺の律僧定鉦
上人によって伽藍が再整備され、西大寺長老信空上人ら僧百余名
を招き盛大に落慶法要が行われた。
1336年、足利尊氏は二度にわたり同寺に参拝して戦運挽回を
祈願し、三十三首法楽和歌を奉納した。
境内には我が国の中世寺院建築を代表する本堂(国宝)、
多宝塔(国宝)をはじめ阿弥陀堂(国指定重要文化財)、山門
(国指定重要文化財)などが伽藍を広げる。
<本堂・国宝>

<多宝塔・国宝>

<阿弥陀堂・国指定重要文化財>

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尾道の浄土寺に行ってきました。
尾道の古寺巡りの中でも、ここ浄土寺の由緒は際だっているような
気がします。
聖徳太子創建の古刹で、現在残る本堂や多宝塔は鎌倉時代末期の建築。
足利尊氏のゆかりを聞けば、足利尊氏もこの本堂や多宝塔を見たん
だろうなという事で、歴史のロマンを感じます。
足利尊氏の崇拝もあつかったんでしょうね。
境内には尊氏の供養塔(お墓)もありました。

尾道古寺の一番東側にあるので、東から巡る場合は最初のお寺になり
ます。個人的には非常に良いお寺だなと思いました(^-^)
国宝建造物を巡る
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平成20年冬旅
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